沼川の既往洪水の概要/沼川新放水路(仮称)計画
資料編
沼川の既往洪水の概要
過去の代表的な洪水(S49.7、S51.8)と比較すると、平成10年以降の富士市・沼津市の浸水被害は、これまで行ってきた、激甚特別災害対策事業等の治水対策によって被害規模(被害家屋数)は大幅に軽減されましたが、依然として浸水被害は発生しています。
(1)昭和49年7月洪水
- 7~8日にかけて台風8号が朝鮮海峡から日本海中部に進行したため、梅雨前線の活動が活発化し集中豪雨となりました。
- 富士観測所で、総雨量293mm、時間最大雨量41mmを記録しました。
- 浸水被害は、富士市側を中心に床上695戸、床下1369戸でした。
(2)昭和51年8月洪水
- 富士観測所で、総雨量251mm、時間最大雨量62mmを記録しました。
- 浸水被害は、富士市側を中心に床上895戸、床下2,871戸でした。
(3)平成19年7月洪水
- 富士観測所で、総雨量326mm、時間最大雨量34mmを記録しました。
- 浸水被害は、流域の東部を中心に床上36戸、床下156戸でした。
(4)平成20年7月洪水
- 富士観測所で、総雨量134mm、時間最大雨量73mmを記録しました。
- 浸水被害は、流域一帯で発生し、床上44戸、床下240戸でした。
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