志太榛原地域の概要

志太榛原地域は、静岡県の中西部に位置し、島田市、焼津市、藤枝市、牧之原市、吉田町、川根本町の4市2町から成ります。

南北は約80kmと長く、地形は大井川の下流域に広がる平坦地域及び上流部の山間地域、並びに牧之原台地一帯の丘陵地域に大別されます。平均気温は14～17℃、年間降水量は2000～3000mmです。

平坦地と丘陵地がある南部には、東海道新幹線、新東名・東名高速道路、富士山静岡空港、御前崎港など、陸、海、空の交通基盤が充実し、地域の産業を支えています。

• 参照：地域データ （PDF 76.6KB）

農業・農村の現状

耕地面積は10,223haで、3分の2が樹園地を含む畑地として利用されています。

中山間地域や牧之原台地では茶の栽培が盛んで、生産量は県全体の3分の1を占めています。

平坦地域では、レタス、トマト、イチゴ、みかん、バラ、ガーベラなどの多彩な農産物が生産されています。また、中山間地域では、都市住民と農村との交流が活発に行われています。

森林・林業の現状

森林面積は80,268haで県全体の16％を占め、うち民有林が52,583ha、また国有林が27,685haとなっています。

5ha以下の小規模な林家が多く、森林組合や林業事業体が林地を集約化し、森林整備や木材生産の受託を行う森林経営が主流となっています。

また、藤枝市には日本椎茸農業協同組合連合会乾しいたけ流通センターがあり、全国の乾しいたけが集まる一大市場となっています。

主な農林産物の生産場所

• 志太榛原の農林産物・茶草場農法・ユネスコエコパークについて （PDF 720.9KB）