令和8年度静岡県文化奨励賞

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1082799  更新日 2026年5月27日

印刷大きな文字で印刷

授賞式の開催

令和8年5月22日(金曜日)、静岡県庁本館4階特別会議室で関係者の出席のもと授賞式を行いました。
静岡県文化奨励賞は、芸術や学術を通じ、本県の文化の振興と向上に寄与する個人又は団体の活動を奨励するもので、令和8年度で65回目となる伝統ある賞です。
授賞式では、今年度受賞者の3者(1名2団体)に平木省副知事から賞状と副賞が授与されました。
受賞された横山靖代さん、劇団限界集落代表の松井さん、特定非営利活動法人こころのまま代表の沼田さんからは、受賞の喜びや、活動の内容、周囲への感謝、今後に向けた抱負などを挨拶で語っていただきました。
受賞者の皆様、誠におめでとうございます。今後ますますの御活躍をお祈り申し上げます。

平木副知事と受賞者の記念撮影
平木副知事と受賞者の記念撮影
(左から沼田代表(特定非営利活動法人こころのまま)、松井代表(劇団限界集落)、副知事、横山さん)

令和8年度受賞者の紹介

横山 靖代(よこやま やすよ)【静岡市葵区】

(経歴)
静岡市出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、東京藝術大学大学院修士課程修了。県立清水南高等学校芸術科、常葉学園橘高等学校音楽科、県立静岡城北高等学校芸術コース非常勤講師を経て、現在、常葉大学短期大学部音楽科非常勤講師。静岡県オペラ協会副会長。二期会会員。

(活動等)
県内をはじめ国内外において幅広いジャンルで精力的な演奏活動を行っている。研鑽を積むソプラノリサイタルは2022年に10回目を開催。中でも2006年紀尾井ホールで開催したリサイタルは、「音楽の友」誌コンサートレビューで紹介され、高く評価された。海外では、第12回チャイコフスキー国際コンクールに出場等した。静岡県オペラ協会主催のオペラ『コジ・ファン・トゥッテ』『フィガロの結婚』等で主要な役を演じてきた。オーケストラとの共演としては『第九』『メサイヤ』『カルミナ・ブラーナ』等でソリストを務める。 県内の市民楽団や合唱団との共演も多く、県内の音楽文化振興に大きく貢献している。現在、静岡混声合唱団ひびきの指導者として活動し、指揮のほかソプラノソリストとして演奏、門下生の研究会「代の会」を主宰し、毎年演奏会を開催する等後進の育成に取り組んでおり、その演奏会は本年25回目を迎える。

(主な受賞歴)
1999年 第4回静岡音楽館AOI「静岡の名手たち」合格

2001年 第20回飯塚新人音楽コンクール声楽部門第3位

2001年 東京文化会館新進音楽家オーディション合格

2002年 第1回日本チャイコフスキー・コンクール声楽部門第3位

2002年 第12回チャイコフスキー国際コンクール(モスクワ)出場

2004年 第34回イタリア声楽コンコルソ声楽部門金賞

2014年 第24回クラシック音楽コンクール優秀指導者賞受賞

2021年 令和3年度静岡市芸術文化奨励賞受賞

写真
横山靖代さん
写真
清水フィルハーモニー管弦楽団第34回定期演奏会 R.シュトラウス「4つの最後の歌」ソプラノ独唱(2021年6月20日)

劇団限界集落(げきだんげんかいしゅうらく)【浜松市天竜区】

(概要)
2021年、9人で劇団を結成。活動の拠点は浜松市天竜区春野町。結成当初から年2回のペースで公演を重ねる。現在団員は、小学校1年生から77歳までの26人。

(活動の状況)
人口の6割以上が75歳以上の高齢者である超少子高齢化の町ではじまった劇団は、出演者から照明・音響・衣装・大道具・舞台美術等の裏方に至るまで、町民の力を結集し手作りで行う。団員は、ほとんどが舞台未経験者で、それぞれが本業を持って活動しており、年齢も職業も様々で移住者も多い。創作過程で、様々な経験や価値観が互いに影響し合い、理解を深めながら活動し、公演を重ねることで徐々に地域住民の理解と協力も得、現在では活動資金の一部を地元企業や住民から受ける。 2024年、初のオリジナル作品「庚申堂」制作の際、NHK「Dearにっぽん」の取材を受け全国放送される。2025年には、「天竜川・浜名湖地域合併20周年」事業として、オリジナル音楽劇「城山小僧」を佐久間町で上演し、初めての町外公演を成功させる。 上演作品は地元の風習や歴史、民話を元にしたオリジナル作品。消えゆく地域の文化や歴史に目を向けて、地元住民への取材を重ね、関連する文献や資料を参考に物語を創作する。公演には平均して300人程度の来場者があり、これまで8公演でのべ2,500人程度が来場。春野地域は深刻な過疎化に直面し、舞台設備や人材も乏しいが、その環境でもできること、その環境だからこそできることを見つけ、自らの手で創りだし切り開くこと、その喜びを地域の住民と共有していくことを活動の目的とする。

写真
劇団限界集落
写真
演劇ワークショップの様子

特定非営利活動法人こころのまま【沼津市】

(概要)
2017年 任意団体「障害者のしごとを考える母の会」設立

 「心のままアート展」開催(以降毎年開催)

2020年 任意団体「こころのまま」設立

 「心のままアートプロジェクト」の実施(以降毎年開催)

2023年 「特定非営利活動法人こころのまま」設立

 「障害者就労支援の保護者理解促進と全国ネットワーク構築」事業等実施

2025年 「一般企業と就労支援事業所の連携による職場研修」事業実施

『アートワークショップをはじめてみよう!』刊行

(活動の状況)
アーツカウンシルしずおかの助成事業等を通じ、障害のある人たちが多くの高校生や企業等と協働するアートワークショップを継続開催するだけでなく、障害者の雇用についても独自に先進的な取組を続けるなど、アートの社会実装を具現化している。当事者の家族が主体となり、学生・企業・行政を巻き込んだ多層的なネットワークを構築しながら「違いを認め合う文化」を地域に根付かせる活動は、共生社会を文化の側面から体現する存在となっている。

(受賞歴)
2023年度 静岡県文化財団「ふじのくに地域づくり創造賞」

写真
特定非営利活動法人こころのまま
写真
心のままアートワークショップ

このページに関するお問い合わせ

スポーツ・文化観光部文化政策課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2252
ファクス番号:054-221-2827
arts@pref.shizuoka.lg.jp