令和3年12月県議会定例会知事提案説明要旨3

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ページID1011150  更新日 2023年1月13日

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令和3年12月県議会定例会知事提案説明要旨

【3.地域防災力の強化】

次に、地域防災力の強化についてであります。

本年は、東日本大震災の発生から10年の節目の年であります。防災先進県である本県といたしましては、災害を風化させず次世代へつなげ、改めて危機感を持って対策の充実強化を図っていく必要があります。

11月の地震防災強化月間では、「防災力高めて広がる地域の輪」をスローガンとして、市町や自主防災組織等が連携し、家具類の固定や生活物資の備蓄、ハザードマップの確認などの家庭内における防災対策の再確認を行う「自助」の取組、男女が共に支え助け合う防災体制づくりや、次代を担う中・高校生の防災活動への参加などの「共助」の取組により、地域が一体となって防災意識の醸成を図りました。

また、11月27日から12月5日の「地域防災の日」までの期間には、南海トラフ地震等の大規模地震への対応、洪水・土砂災害ハザードマップ等を活用した風水害からの適切な避難行動、新型コロナウイルス感染症を踏まえた避難所運営など、自主防災組織を中心に、地域の状況に即した実践的な訓練として「地域防災訓練」を実施中であります。今後も、自らの命は自ら守る「自助」、自らの地域は皆で守る「共助」の体制を強化し、「公助」と連携した地域防災力の充実に努めてまいります。