平成29年2月県議会定例会知事提案説明要旨4-2-1

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ページID1010642  更新日 2023年1月13日

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平成29年2月県議会定例会知事提案説明要旨

【4.「“ふじのくに”づくりの総仕上げ」】

(2)内陸のフロンティアを拓く取組

1.「富士山静岡空港」

重点取組の第2は、内陸のフロンティアを拓く取組であります。

昨年12月、国が公表した総合特区の評価におきまして、ふじのくに防災減災・地域成長モデル総合特区は、まちづくり等の分野で全国第1位と高い評価をいただきました。

これは、本県独自の内陸フロンティア推進区域制度を創設し、県を挙げた取組や支援措置に加え、制度創設から3年目にして、35市町78地域と県内全域に拡大していることが評価されたものと受け止めております。

来年度は、推進区域における各市町の取組の具体化に向けて、オール県庁体勢で支援してまいります。また、新しい戦略となるビジョンを策定するほか、県境における連携を強化し、内陸のフロンティアを山梨県、長野県などの隣県へ広げ、本県発のこの取組を新しいステージへ進めてまいります。

次に、富士山静岡空港についてであります。

平成29年夏ダイヤにおきまして、国際線は、北京首都航空が瀋陽(しんよう)線を復便し、国内線では、フジドリームエアラインズが札幌丘珠(おかだま)線を毎日運航する予定です。引き続き、既存路線の一層の利用拡大と新規路線の開拓による航空ネットワークの充実に向け、積極的に取り組んでまいります。

空港機能や利便性の向上につきましては、昨年11月に着手した旅客ターミナルビルの増築・改修工事を着実に進めてまいります。

空港運営体制につきましては、平成31年度からの公共施設等運営権制度導入に向け、空港設置管理条例の改正案を本議会にお諮りしているところであります。来年度は、実施方針の公表や事業者の公募選定手続を進めてまいります。

この制度の導入により、民間事業者のノウハウやネットワークを最大限活かし、県民はもとより、国内外の皆様に選ばれる空港として羽ばたけるよう、全力で取り組んでまいります。