平成28年2月県議会定例会知事提案説明要旨4-2-1

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ページID1010502  更新日 2023年1月13日

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平成28年2月県議会定例会知事提案説明要旨

【4.「総合計画後期アクションプランの8つの重点取組」】(2)内陸のフロンティアを拓く取組

重点取組の第2は、内陸のフロンティアを拓く取組であります。

昨年12月に、国による総合特区の評価結果が公表され、ふじのくに防災減災・地域成長モデル総合特区は、全国の地域活性化総合特区53地域の中で2番目に高い評価を受けました。

これは、総合特区事業に加え、本県が独自に内陸フロンティア推進区域制度を設け、全県的に事業展開をしている点や、重点的な支援により着実な進捗が図られていることが評価されたものであります。

今後も、内陸フロンティア推進コンソーシアムと連携した官民一体の取組により、推進区域における事業の早期具体化を支援し、防災・減災と地域成長とを両立させる地域づくりを進めてまいります。

次に、美しいふじのくにの景観形成についてであります。

富士山や韮山反射炉の世界文化遺産登録、2020年東京オリンピック自転車競技の開催や全県下で展開するカルチュラル・オリンピアードの開催など、今後益々、本県への来訪者の増加が見込まれます。

本県を訪れる皆様におもてなしの心をお伝えするためには、地域それぞれの歴史や文化とともに、その土地の自然と調和する美しい景観を創造、保全していくことが必要であります。

このため、来る3月18日に、県内の景観形成の様々な主体が一堂に会す、「美しい静岡景観づくり推進大会」を開催し、「美しい静岡景観づくり宣言」を採択いたします。この大会を契機に社会総がかりの景観づくり県民運動をスタートしてまいります。

平成28年度は、県土全体の景観形成の指針である「ふじのくに景観形成計画」を策定するとともに、全庁一体的な景観推進体制を強化し、世界に誇れる“ふじのくに”の景観形成を実現してまいります。