ふじさんネットワーク設立25周年記念シンポジウムを開催しました
ふじさんネットワーク設立25周年記念シンポジウム
俳優/歌手の工藤夕貴様と、タレントの久保ひとみ様をお招きしてシンポジウムを開催しました。
「富士山憲章の周知及び定着を図る」とともに、「富士山を世界に誇れる山として保全」し、
その「恵みを後世に継承していく」ことに寄与することを目的として、平成11年10月にふじさんネットワークが設立されました。
今年は設立25周年にあたるため、設立記念イベントとして、俳優で歌手の工藤夕貴様、タレントの久保ひとみ様をお招きして、美しい富士山を未来の子どもたちに引き継いでいくためのシンポジウムを開催しました。
工藤様には基調講演を、久保様には司会を務めていただき、富士山の話題で会場を盛り上げていただきました。
工藤夕貴様 基調講演 「そこに富士山があるから」
工藤様は、数々の日本映画をはじめ、『ラッシュアワー3』 『SAYURI』などのハリウッド映画へも多く御出演しています。
アメリカから帰国後は、富士宮市に移住し、俳優をする傍ら、富士山の見える農場で、自然農法を取り入れた野菜栽培や米作りに取り組むとともに、ここ数年は、多くの日本百名山に登頂し、山好き俳優として活動しています。
基調講演は「そこに富士山があるから」と題して、なぜ富士山の麓で暮らしたいと思ったのか、富士登山について、世界文化遺産としての富士山など、多様な視点から富士山について御講演いただきました。
工藤様の、富士山愛、そして、これからの富士山がどうあってほしいかというお話をお伺いする貴重な機会となりました!
ディスカッションでは、工藤夕貴様、久保ひとみ様と、ふじさんネットワーク増澤会長の三者で富士山の魅力、将来について語り合いました
間にふじさんネットワークの活動紹介を挟み、シンポジウムの後半では、工藤様、久保様と増澤会長が富士山についてディスカッションをしました。
工藤様は登山の魅力について、「山頂に立つときには、それまでの苦労が報われるような気持ちになる。それは、生きていることの達成感を味わうような感覚。通常の社会生活では経験できない感覚だと思う。」とお話いただきました。
久保様は、御自身が浜松市出身で今でも富士山の麓に来ると感動することや、北海道から富士山を求めて移住した人を挙げて「これが富士山の魅力の大きさ。是非、地元の人にもっと富士山を好きになってもらいたい」とお話いただきました。
当会の増澤会長は、「富士山の楽しみ方は、山頂に行くことだけではない。山麓の美しいブナやコケなど、楽しみ方は沢山ある」と伝えました。
また、富士山の将来については、
工藤様「環境保全をしながら、観光が成り立つことが理想」
久保様「子どもたちがこれから先も富士山のことを好きでいてほしい」
と、お話いただきました。
ふじさんネットワークでは、引き続き、富士山の環境保全に取り組む皆様と協力して、美しい富士山を未来の子どもたちに引き継いで参ります。
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