ふじのくに景観形成計画
策定の趣旨
本県は、自然と歴史に恵まれた地域です。
我が国の象徴として知られる富士山、変化に富んだ海岸線と名水・温泉を擁する伊豆半島、広大な駿河湾・遠州灘、そこに注ぐ急流大河、日本有数の汽水湖である浜名湖。そして、今川・徳川両家にちなむ史跡をはじめとする数多くの歴史遺産。県民は、まさにこのような礎の上に、様々な産業や生活を展開しています。
そのため、県土の景観は地域ごと、市町ごとに多彩・多様であり、それを守り、活かし、きめ細やかに整え、丁寧に育て、活き活きと創造していく上で、全県一律の基準、方策は馴染みません。
そこで県は、まず、基礎的な自治体である市町が、景観施策の中心的な役割を担うものと位置付け、市町景観計画の策定や地域住民の意向を念頭に置いた取組に対し、これを支援してきました。
それが実を結びつつある一方で、地域や市町の景観的魅力を十分に活かしていない、あるいは損なうような行為がいまだに決して少なくない、ということを認めなければいけません。
ここに、そこに住むことが県民としての誇りになるように、また来訪者の再訪や定住を誘うに足るように県土の景観を磨き上げ、これを未来に継承していくためには、さらに実効性の高い取組と、県・市町・県民・事業者の一層の連携が求められます。
「ふじのくに景観形成計画」(以下「本計画」という。)は、まさにそのための景観形成の方針、県が取り組むべき方策及び行動を示すものです。
計画の内容
はじめに
- 計画策定の目的と特徴
- 計画策定の背景
- 景観形成の意義と各主体が担うべき役割
- 計画の位置付け
- 計画の構成
第1章県土の景観特性と課題
- 県土の景観特性と課題
- 景観の基本的事項
第2章県土における景観形成方針
- 景観形成の理念と目指す姿
- 県土全域の景観形成の方向性
- 地域別の景観形成の方向性
- 広域景観の景観形成方針
- 公共事業の景観形成方針
第3章静岡県の景観形成を進めるための県の取組
- 景観形成の主要方策
- 仕組みづくりの具体方策
- 景観形成の推進体制
- 進捗管理とフォローアップ
第4章行動計画
詳しくはこちらをご覧ください。
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このページに関するお問い合わせ
交通基盤部都市局景観まちづくり課
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