カチオンフレーム工法(平割材仕様)
- 登録番号
- 1779
- 登録番号(NETIS)
- CB-220030-A
- 評価結果
- レベル3
- 区分
- 工法
- 新技術名称
- カチオンフレーム工法(平割材仕様)
- 副題
支保材を型枠内部に設置し型枠撤去を行わない埋設型枠工
- 従来技術名称
- 型枠工(解体撤去を行う型枠工)
- 問い合わせ先
株式会社ライズ
0545-55-3910- 概要
- 何について何をする技術なのか?
カチオンフレーム工法(平割材仕様)は、現場打コンクリートに使用する型枠支保材を型枠内部に設置する工法で、型枠材に平割材(厚4.5cm、幅9.0cm程度)を使用し脱型を行わない埋設型枠の工法である。支保材のカチオンフレームを型枠内部に設置することで、型枠組立、設置等すべての作業を型枠の内側で行うことができるため第三者(作業員)に対する安全性が向上する。 - 従来は、どのような技術で対応していたのか?
従来は、単管パイプ、桟木などを支保材にし型枠の外側に設置して型枠の組立を行う。コンクリート打設後、型枠材、支保材などの脱型撤去を行う。 - 公共工事のどこに適用できるのか?
- コンクリート擁壁工
- コンクリート堰堤工
- コンクリート谷止工
- 現場製作の根固めブロックなど
- 何について何をする技術なのか?
- 活用に当たっての留意事項
設計時
等厚コンクリート擁壁、及び根固めブロックの積算については確認する必要がある。問合せ先に連絡する。
施工時
- 1リフトあたりのコンクリートの最大打設高さは2mまでとする。
- セパボルトの最大間隔は600mmまでとする。
- カチオンフレームの最大間隔は600mmまでとする。
- 平割材がカチオンフレームより片持ちになる場合の最大距離は200mmまでとする。
- 施工時には申請者の施工マニュアルを確認すること。
- 適用可能な箇所
現場条件
資材置き場として100平方メートル当たり9.5平方メートル程度のスペースが必要。
自然条件
豪雨、降雪時は不可。
適用可能な範囲
- コンクリート構造物全般。
- 特に効果の高い適用範囲
- 治山ダム、擁壁など背面側に地山などがあるコンクリート工事など。
- 新技術概要説明資料
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このページに関するお問い合わせ
静岡県建設技術監理センター
〒421-0122 静岡市駿河区用宗1丁目10-1
電話番号:054-268-5004
ファクス番号:054-258-6030
maetouroku@pref.shizuoka.lg.jp