カチオンフレーム工法(平割材仕様)

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1048298  更新日 2025年7月25日

印刷大きな文字で印刷

登録番号
1779
登録番号(NETIS)
CB-220030-A
評価結果
レベル3
区分
工法
新技術名称
カチオンフレーム工法(平割材仕様)
副題

支保材を型枠内部に設置し型枠撤去を行わない埋設型枠工

従来技術名称
型枠工(解体撤去を行う型枠工)
問い合わせ先

株式会社ライズ
0545-55-3910

概要
  1. 何について何をする技術なのか?
    カチオンフレーム工法(平割材仕様)は、現場打コンクリートに使用する型枠支保材を型枠内部に設置する工法で、型枠材に平割材(厚4.5cm、幅9.0cm程度)を使用し脱型を行わない埋設型枠の工法である。支保材のカチオンフレームを型枠内部に設置することで、型枠組立、設置等すべての作業を型枠の内側で行うことができるため第三者(作業員)に対する安全性が向上する。
  2. 従来は、どのような技術で対応していたのか?
    従来は、単管パイプ、桟木などを支保材にし型枠の外側に設置して型枠の組立を行う。コンクリート打設後、型枠材、支保材などの脱型撤去を行う。
  3. 公共工事のどこに適用できるのか?
    • コンクリート擁壁工
    • コンクリート堰堤工
    • コンクリート谷止工
    • 現場製作の根固めブロックなど
活用に当たっての留意事項

設計時

等厚コンクリート擁壁、及び根固めブロックの積算については確認する必要がある。問合せ先に連絡する。

施工時

  • 1リフトあたりのコンクリートの最大打設高さは2mまでとする。
  • セパボルトの最大間隔は600mmまでとする。
  • カチオンフレームの最大間隔は600mmまでとする。
  • 平割材がカチオンフレームより片持ちになる場合の最大距離は200mmまでとする。
  • 施工時には申請者の施工マニュアルを確認すること。
適用可能な箇所

現場条件

資材置き場として100平方メートル当たり9.5平方メートル程度のスペースが必要。

自然条件

豪雨、降雪時は不可。

適用可能な範囲

  • コンクリート構造物全般。
  • 特に効果の高い適用範囲
  • 治山ダム、擁壁など背面側に地山などがあるコンクリート工事など。
新技術概要説明資料

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビ株式会社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

静岡県建設技術監理センター
〒421-0122 静岡市駿河区用宗1丁目10-1
電話番号:054-268-5004
ファクス番号:054-258-6030
maetouroku@pref.shizuoka.lg.jp