石積防災アンカー IBアンカー工法

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ページID1077415  更新日 2025年11月7日

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写真:IBアンカー工法

登録番号
1818
登録番号(NETIS)
CB-240026-A
評価結果
レベル2
区分
工法
分野
共通工 共通工
新技術名称
石積防災アンカー IBアンカー工法
副題

石積・ブロック積擁壁の自然災害による崩落対策

従来技術名称
石積・ブロック積擁壁の自然災害による崩落対策
問い合わせ先

エバーストラクション株式会社

052-934-7856

概要
  1. (1)何について何をする技術なのか?
    大雨や地震時の倒壊を防止するために、ブロック積擁壁に自穿孔ロッドを打設し、発泡ウレタンを注入してロッドと背面地山を一体化させ、裏グリ層に太径固化体を形成してからボルト頭部を固定する技術。
    (2)従来は、どのような技術で対応していたのか?
    受圧板や法枠工とロックボルトを用いた鉄筋挿入工法は、異形鉄筋を確実に挿入するために二重管掘りを採用し、注入材には流動性が良く硬化までの時間が長いセメントグラウトを使用していた。
    (3)公共工事のどこに適用できるのか?
    擁壁工,石積・ブロック積擁壁の自然災害対策(雨水・地震対策),アンカー工
活用に当たっての留意事項

(設計上の留意点)

  • 対象の石積み擁壁の調査項目として、種類、背面の石層、排水順路、地盤乗数、中・大規模地震時の水平震度と滑り角度を確認し、変状時は補修が必要。

(施工上の留意点)

  • 積み石と背面グリ石を貫通可能か確認。水抜きパイプの目詰まりを洗浄。削岩機の騒音対策を実施。地下水流動の経路で井戸確認。
適用可能な箇所

ウレタン注入材は直射日光を避けて35℃以下で保管し、寒冷地では投げ込み式ヒーターが必要。足場幅1.5mで施工可能、資材置き場は約10m²必要。狭隘地でも超小型注入機で対応可能。人力施工可能な擁壁高さは最大4.5m。練り積みと裏グリ石層がある擁壁で特に効果的。

新技術概要説明資料

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このページに関するお問い合わせ

静岡県建設技術監理センター
〒421-0122 静岡市駿河区用宗1丁目10-1
電話番号:054-268-5004
ファクス番号:054-258-6030
maetouroku@pref.shizuoka.lg.jp