先輩職員の声 真田 愛枝

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ページID1061958  更新日 2024年3月22日

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写真:真田1

真田 愛枝

所属 吉原林間学園 児童診療課
職種 心理
入庁年 令和2年


※掲載している職員の所属や業務内容は、令和5年10月現在の情報です。

ある1日のスケジュール

8時30分

勤務開始、メール、受診患者の確認

ドアを解錠し、電子カルテやプリンター等の起動をします。心理検査やカウンセリングを受けるお子さんの診察時間を確認します。

9時00分

朝礼、電話対応

施設入所児童の様子、受診患者の情報共有、伝達事項の確認をします。待合などで配慮の必要なお子さんがいるか等全体で把握します。

初診の申込や診察日時変更等、随時電話対応します。児童相談所など関係機関からの問い合わせの対応も行います。

10時00分

心理検査

医師からオーダーのあった検査を実施します。知能検査、発達検査、人格検査と種類は様々です。検査前に患者さんへ、どういう目的で、どんな検査をするのか説明します。検査前には、検査でどういうことが分かると良いか、今どういうことに困っているか等ニーズを聞くこともあります。また、緊張しているお子さんも多いので、様子を見ながら、少しでも安心して検査を受けられるように配慮しています。

12時00分

昼休み

施設の給食を頂いています。日によっては、施設入所児童のリクエストメニューになることもあるので、毎日献立が楽しみです。

13時00分

申し送り・ケース検討会参加、心理検査報告書作成、事務作業・電話対応

施設入所児童のケース検討会や申し送りに参加します。

午前中に実施した検査の結果を算出し、結果から読み取れるお子さんの特徴や必要な配慮などについて報告書をまとめます。作成した報告書は次回の診察時に保護者やお子さんへお渡しするので、不備がないか、わかりやすい文章になっているか確認が必要です。

15時00分

診察同席・カウンセリング

カウンセリングを担当しているお子さんは、診察の前か後にカウンセリングがあります。どのお子さんも大体月に1回のペースでカウンセリングがあります。不安やストレス、トラウマなどの心理教育も合わせて行っています。

16時00分

カウンセリング記録入力、翌日の業務準備

カウンセリングの内容を主治医に報告し、カルテに記録します。

翌日の予定を確認し、検査などの準備をします。お子さんの事前情報を看護師さんが用意しているので、配慮が必要な点などを確認します。

17時15分

勤務終了

戸締まりをして退勤します。

現在、どんな部署で、どんな仕事をしていますか?

写真:真田2

吉原林間学園という、児童心理治療施設に併設されている児童精神科の診療所で心理士として働いています。

主な仕事内容は、お子さんの心理検査やカウンセリング、保護者への心理教育、ペアレントトレーニングです。

心理検査は実施後に報告書を作成し、保護者とお子さんへお渡ししています。

ペアレントトレーニングは月に2回、グループで行っています。必要があれば個別でも実施しています。

これまで仕事をしてきた中で、最もうれしかったこと、印象に残っていることはどんなことですか?

入庁して3年間は児童相談所で勤務していました。対応が難しいケースが多く、試行錯誤の毎日でした。ですが、心理検査の結果と生活の様子を照らし合わせて、子どもの心理特性について説明したことで保護者の子どもの発達特性への理解が進んだ時や、毎月の面接を重ねる中で施設入所児童の成長を感じられた時は嬉しかったです。また、当時担当していた児童が吉原林間学園に入所しています。異動後も児童の成長を見ることができ、日々の仕事の励みになっています。

診療所に異動後、初めてペアレントトレーニングを担当したので、進行方法や声かけに試行錯誤しています。その中でも、始めは表情も硬く、苦戦していた保護者から、「子どもへの見方を変えてみたら、怒ることが減って、ほめることが増えたんです!」と笑顔で報告を聞いた時は、親子が穏やかに日常生活を送るためのサポートができたと思えて、とても嬉しかったです。

静岡県職員を目指した時期及び志した理由を教えてください。

「心理職として働きたい。でもスクールカウンセラーのような一人職場は不安。そもそも自分がどの分野に向いているか、まだ自信がない。」と思った時に浮かんだのは県職員でした。

民間だと心理職は一人だけというところが多いですが、県の場合は1つの職場に複数人の心理職が配置されていることが多いです。

また、静岡県は児童相談所、県立施設、女性相談センター、精神保健福祉センター等、配属先は多岐にわたります。様々な領域で職務を重ね、先輩方に相談したり助言を受けたりしながら、自分の適性をより見極められるのではないかと思い、志望しました。

県職員の仕事の「やりがい」は何ですか?

県職員の心理職としてのやりがいは、現在の領域で得た経験や知識が、別の領域でも活かされること、スキルアップができることだと思います。

児童相談所では福祉面から、診療所では医療面から、施設では生活面から心理支援を行うため、その対象者や支援方法は異なっています。1つの領域で専門性を高めることももちろん大切ですが、異なる領域を経験することで、支援を必要とする人を多面的に見立てる力や、様々な支援方法が身につけられます。また、関係機関の役割が理解しやすくなり、スムーズな連携につながると思います。

職場の雰囲気を教えてください。

児童精神科医師、保健師、看護師、心理士等、専門職が連携して診療に当たっています。

課としては人数が少ないので、密にコミュニケーションが取りやすい環境です。どの職員も様々な領域で勤務経験があるので、悩んだ時にいろんな視点からアドバイスをもらうことができます。

これから目指す県職員像、今後やりたい仕事等をお聞かせください。

入庁してからの4年間で、学生時代とは比べものにならないほどの知識と経験を積むことができています。

心理支援方法は多岐にわたるため、自分にとって武器となるスキルを身につけることが今後の目標です。

子ども達が安心安全に生活できるように、自己研鑽に励み、支援していきたいと思います。

終業後や休日の過ごし方について教えてください。

平日の終業後は週に2日ボクシングジムに通い、ストレス発散と運動不足解消をしています。

休日はおいしいものを食べたり、買い物をしたりとのんびり過ごすようにしています。

県職員を目指す方へのメッセージをお願いします。

写真:木曽原3

自分が何に向いているか、学生時代で明確に分かる人はそれほど多くないと思います。

何か1つ、「これは興味ある。」「これは好き。」ということがあれば、そこから始めてよいと思います。私の場合は、「子どもと関わることが好き。」「心理学って面白い。」でした。

対人援助は難しいですし、勉強の毎日ですが、自分の興味関心のあることなので、面白さや子どもと関わる楽しさを感じながら仕事ができています。また、仕事をしながら自分の適性を見極めている最中でもあります。

皆さんも、自分の興味関心をきっかけに、いろんな職務を経験しながら自分の適性を探してみませんか。

このページに関するお問い合わせ

人事委員会事務局職員課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2275
ファクス番号:054-254-3982
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