平成20年度 男女共同参画社会づくりに関する知事褒賞受賞者紹介

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ページID1013703  更新日 2023年1月11日

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男女共同参画社会づくり活動に関する知事褒賞受賞者の紹介

【個人の部】2件

水野幾子《三島市》SWOSの会 前会長

  • 平成16年から3年間、SWOSの会会長として男女共同参画社会の実現を目指し、先駆的なテーマで活動を展開
  • 英語教諭としての語学力を生かし、国際的な見地で事業に取り組み、幅広い視野で男女共同参画を推進
  • 平成11年から9年間、三島市男女共同参画プラン推進会議委員を務め、行政との連携により、地域における男女共同参画意識の醸成に尽力

和田紀子《浜松市》浜松市男女共同参画アドバイザー

  • 平成18年から2年間、浜松市新男女共同参画計画策定委員会で委員長を務め、計画策定に向けた提言書の策定に尽力
  • 平成17年から、浜松市が実施する「こらぼ講座」の講師を務め、企業、学校、団体などで幅広い層の市民への男女共同参画意識の醸成に尽力
  • 人材育成アドバイザー、接遇マナーアドバイザーとして各種研修の講師を務める中で、男女共同参画の視点を取り入れた研修を実施し、各界各層においても男女共同参画意識の醸成に貢献

【団体の部】1件

特定非営利活動法人フェミニストカウンセリングW&M《静岡市》(会員20人)

  • 設立以来、静岡市女性会館で開設している「女性のためのカウンセリングルーム」の運営を受託し、フェミニストカウンセリングの手法により、女性の様々な悩みを受け止めながら問題解決に向かうための活動を積極的に実施
  • 相談終了後に検討会や学習会を行うことによりカウンセラー自身の質を高める努力の結果、相談実績が年々増加傾向にあり、地域の女性の悩み解決に貢献
  • 女性がその個性や能力を活かして社会生活を送るための講座を開催し、地域における男女共同参画社会の実現に大きく寄与

【事業所の部】4件

有限会社伊豆介護センター(高齢者等福祉事業)《伊東市》従業員240人(女性212人男性28人)

  • 女性のポジティブアクション・職域拡大への取組
    • 女性社員を積極的に管理職に登用
  • 仕事と家庭の両立を図るための取組
    • 互いにフォローしあうという社風により、休暇が取りやすい職場環境
    • 社員が未就学児を保育園に預ける際の保育料を一部助成
  • 働き方の見直し等の取組
    • 正社員・契約社員相互の転換、労働時間・勤務曜日の見直しなど、本人の希望や状況に応じた働き方ができるように配慮

株式会社オサコー建設(総合建設業)《静岡市》従業員67人(女性6人男性61人)

  • 女性のポジティブアクション・職域拡大への取組
    • 総務部長とリフォーム事業部課長職に女性を5年前から起用
    • 「高齢者と女性の活躍の場を整備し、新たな顧客ニーズに対応する鉄骨加工業務の再構築」をテーマに中小企業新事業活動促進法に基づく経営革新計画の承認を受け、現在推進中
  • 仕事と家庭の両立を図るための取組
    • 制度化されていない就業時間の繰上げ・繰下げや遅刻・早退についても、個々の事情に応じて柔軟に対応
  • 再就職支援、働き方の見直し等の取組
    • 再雇用制度、パートから正社員への転換について就業規則に明文化
    • グループ会社への異動についても柔軟に対応

生活協同組合コープしずおか(小売業)《静岡市》従業員418人(女性34人男性384人)

  • 女性のポジティブアクション等への取組
    • 女性管理職の積極的登用及びパート職員の店長への積極的登用
    • 全職員を対象にきめ細やかなキャリア開発制度を実施
  • 仕事と家庭の両立を図るための取組
    • 法を上回る育児・介護休業制度の整備
      育児:小学校就学前まで(通算8年) 介護:1年間
  • 社会貢献活動
    • 組合員への男女共同参画学習パンフの配布、産地交流・工場見学等への父親の参加奨励等、組合員への男女共同参画の意識啓発にも貢献

浜松信用金庫(金融業)《浜松市》従業員964人(女性260人男性704人)

  • 女性の職域拡大への取組
    • 社内公募制度、自己申告制度をはじめ、一般職か全般職(総合職)かを選択できるコース選択制度、希望する業務を体験できる庫内トレーニー制度など、多くの制度を整備
  • 女性の能力発揮・活躍促進のための取組
    • 理事長直轄の“活き活き女性”プロジェクトの発足
  • 男女共同参画社会づくり宣言 第1号宣言事業所

【チャレンジの部】4件

加藤裕子《三島市》株式会社エイプラスワイ 代表取締役

  • 勤務先の廃業の伴い、子育て中の同僚と2人で独立開業、独学でWEB製作の技術を修得するなど、自らの努力で一歩ずつステージを切り開いてきた実績が、一般女性に社会進出の勇気を与えるロールモデル
  • WEB製作に関して全国各地に在宅ワーカー(全員主婦)を雇用するほか、同社が運営する「ままさいと」でインターネットを活用した在宅ワーク情報を提供するなど、主婦の在宅就労を支援する様々な取組を推進

佐藤真琴《浜松市》ヘアサプライPeer代表

  • 大手が市場を占有し、新規参入が極めて困難なかつらの製造・販売業界に、自らの情熱と行動力で道を開き、ビジネス化に結び付けた勇気あるロールモデル
  • 抗がん剤治療中などで脱毛に悩む女性に、低価格で高品質なかつらの製作からカット、アフターフォロー、自らの看護師資格を活かしたカウンセリングまで、顧客満足度の高いサービスを提供し、脱毛に悩む女性の社会復帰を支援
  • 中国、インドの4箇所のかつら製造拠点との取引による商品の安定供給化、国内企業との販売提携による販路拡大、県内医療機関との連携による患者受入れなど、事業は着実に拡大

原田博子《浜松市》NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴ理事長

  • 浜松市と協働で、子育てに関する行政情報と民間情報を併せ持つ官民協働サイトを開設し、ネットワーク力、企画力、行動力しだいで行政と対等なパートナーシップを持ち、活動を展開できることを示す好事例
  • 開設したサイトは、行政的色彩が強く利用者視点に欠ける、使い勝手が悪いなどの課題を克服した結果、浜松市内の子育て世代の7~8割が利用しており、効果的な情報発信の実現とともに、市民協働の成功モデルとして行政からの厚い信頼も獲得
  • 女性の視点からの防災ワークショップの開催、男性の仕事と家庭の両立についてのアンケート調査など、男女共同参画の先進的な取組も実施

望月美幸《静岡市》望月美幸建築設計事務所所長

  • 大学卒業後、建築設計事務所勤務を経て、30代の若さで自ら建築設計事務所を設立し、経営者として多忙を極める傍ら、家族の協力を得て育児との両立を図る姿は、これから新しいことにチャレンジしたい女性や若者にとっての「自分らしい生き方」のロールモデル
  • 女性の参画の少ない建築の分野で、自ら建築設計事務所を設立し、平成19年度には「静岡県住まいの文化賞」で最優秀賞を受賞するなど、着実に実績を積んでいる

このページに関するお問い合わせ

くらし・環境部県民生活局男女共同参画課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3363
ファクス番号:054-221-2941
danjyo@pref.shizuoka.lg.jp