アニサキスによる食中毒に注意しましょう

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ページID1024976  更新日 2023年5月24日

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アニサキス食中毒は、アニサキス幼虫が寄生している生鮮魚介類を生食することにより、アニサキスの幼虫が人の胃腸壁に刺入して発症します。

アニサキス幼虫の特徴

  • サバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなどの主に内臓表面に寄生します。
  • 魚介類が死んでから時間が経過すると、魚介類の内臓から筋肉に移動します。
  • 長さ2〜3cmで白色の、少し太い糸のように見えます。
  • 加熱や冷凍により死滅しますが、一般的な料理で使う食酢での処理、塩漬け、醤油やわさびを付けても死滅しません。

主な症状

  • 胃アニサキス症は、食後数時間〜十数時間後に、みぞおちの激しい痛み、悪心、嘔吐等を生じます。
  • 腸アニサキス症は、食後数十時間後〜数日後に、激しい下腹部痛、腹膜炎症状を生じます。
  • じんま疹などのアレルギー症状を示す場合があります。

予防法

  • 新鮮な生鮮魚介類を選ぶ。
  • 丸ごと1匹を処理する場合は、速やかに内臓を取り除く。
  • 内臓を生で食べない。
  • 目視でよく確認して、アニサキス幼虫を除去する。
  • 加熱調理する。(70℃以上もしくは60℃の場合は1分間)
  • 冷凍する。(-20℃で24時間以上)

参考

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部生活衛生局衛生課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3708
ファクス番号:054-221-2342
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