地域で支え合い、健やかに、安心して最期まで暮らせる長寿社会の実現

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ページID1033574  更新日 2023年1月11日

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健康長寿は多くの人の願いであり、世界の国々の中でも、我が国が有数の長寿大国となったこと自体は大変すばらしいことですが、人口構成比の急激な変化は、これまで世界のどの国も経験しなかったことでもあります。

令和3年3月策定、公表された「第9次静岡県長寿社会保健福祉計画」は、団塊の世代が75歳に到達する2025年(令和7年)に向け、医療、介護、介護予防、住まい及び自立した日常生活の支援を一体的に提供するための体制や環境を段階的に整備するための計画です。

この計画の大柱として第1「誰もが暮らしやすい地域共生社会の実現」、第2「健康づくりと介護予防・重度化防止の推進」、第3「在宅生活を支える医療・介護の一体的な提供」、第4「認知症とともに暮らす地域づくり」、第5「自立と尊厳を守る介護サービスの充実」、及び第6「地域包括ケアを支える人材の確保・育成」があげられています。

このうち、第1「誰もが暮らしやすい地域共生社会の実現」では、年齢や障害の有無に関わらず、誰もが人とのつながりの中で居場所や役割をもって、その人らしく暮らすことのできる地域共生社会を目指しており、地域の生活課題に対し、行政、福祉団体等の支援に加え、地域住民が互いに助け合う活動を促進することとしています。また、日常生活を安全・安心の中で営むことができるよう、防犯対策、防災・災害対策、感染症対策などの安全を確保する取組を推進します。

こうしたことを実現していくため、分野を越えた福祉の推進、地域活動の推進、地域共生社会の環境整備、安全・安心の確保を行う必要がありますが、それには、これまで以上に関係者間での連携を強化し、一体的に取り組んでいくことが重要になります。

第2から第6の大柱についても同様で、それぞれの機関や関係者がこれまで通りの対応を進めるのではなく、情報共有を図り、切れ目のない連携した支援をしていくことが求められています。

9月20日は、多年にわたり社会の発展に尽くされた長寿者の皆様に、深く敬意を表すとともに心から感謝を示す「敬老の日」です。

この日を契機に、「絆」や「ふれあい」を大切にし、「生まれてよし老いてよし」の地域となるよう、誰もが何歳になっても元気に暮らせる社会の実現のために大事なことは何か、皆様も考えてみてはいかがでしょうか

このページに関するお問い合わせ

富士健康福祉センター
〒416-0906 富士市本市場441-1
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