巴川下流部の改修事業

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巴川下流部の改修事業

巴川の令和4年台風第15号による浸水被害軽減対策を緊急的に実施

 巴川流域における総合治水対策として、令和4年台風第15号による浸水被害軽減対策を緊急的に実施しています。
 浸水被害を受けた巴川本川及び支川の大沢川において、取り組む治水対策が浸水対策重点地域緊急事業に採択されて、令和5年度から令和9年度にかけて緊急的に浸水被害の軽減を強力に進めています。
 この本事業では、令和4年9月洪水と同規模の洪水に対して、河川からの氾濫による床上浸水被害の軽減を目指し、麻機遊水地の早期完成、巴川本川の河道掘削や橋梁架替等の整備を位置付けています。

巴川本川河道掘削(巴川下流部の改修事業)

浸水対策重点緊急事業で位置付けられている巴川下流部の改修事業は、洪水時の巴川本川の水位を低下させるため、河道掘削及び掘削に伴う橋梁架け替えを計画しています。

下流工区の事業内容
河川整備計画で整備対象区間に位置付けられている河口から6.6k地点の区間のうち、令和5年度から令和9年度にかけて緊急的に取り組む区域は、赤く着色されている2km区間になります。

橋梁架け替え工(千歳橋)

令和4年台風15号時の千歳橋周辺の水害状況
令和4年台風15号による大雨では、巴川の洪水が千歳橋を越えて、巴町側で浸水被害が拡大

橋梁架替を計画している千歳橋は、桁の高さが低い・橋脚が多いなど現況の基準を満たしておらず、大雨等で河川の水位が上昇した際に、洪水が桁や橋脚にあたる・流木等がひっかかることにより、洪水が堰上げられて浸水被害が拡大する恐れがあります。
そのため、洪水を安全に流せるように、橋梁を基準に適したものに架け替える事業を進めています。
事業を進めるにあたり、地元自治会や地域にお住まいの方を対象にした説明会等を行っています。

説明会等開催状況

開催日 対象 参加者
令和6年10月24日(木曜) 近隣住民 約15名
令和7年2月27日(木曜) 近隣住民 約30名
令和7年3月26日(水曜) 周辺住民 約150名
令和7年4月23日(水曜) 周辺住民(浜田自治会) 約40名
令和7年5月26日(月曜) 周辺住民(巴川西側の7自治体) 約90名
令和7年5月30日(金曜) 周辺住民(巴川東側の7自治会) 約30名

これまでの説明会でいただいた質問への回答や工事の現状をお知らせするニュースレター「巴川(千歳橋)だより」を令和7年12月から発行します。

巴川(千歳橋)だより

地域のみなさまに千歳橋架け替え計画の情報の共有や、説明会などでいただいたご意見・ご質問への回答などをまとめたニュースレター「巴川(千歳橋)だより」発行します。
事業に対する疑問や不安等の解決の糸口になることを期待して、これから定期的に発行していく予定です。

最新号(令和7年12月)

千歳だよりno1 令和7年12月1日発行

今後の工事の進め方

  • 工事は、駐車場橋の撤去から予定しています。
  • 駐車場橋を管理している「静岡市まちづくり公社」としては、半年前から月極契約者に伝える必要があるため、工事の時期は具体的に決まっていませんが、早期着手の意向もあり、駐車場の営業は9月末までとなりました。
  • 駐車場橋の撤去は、工事ヤードに必要な土地の関係者の方から了解を得た後に着手となります。

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