EPM

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ページID1048064  更新日 2025年7月25日

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写真:EPM

登録番号
1783
登録番号(NETIS)
CB-210015-A
評価結果
レベル2
区分
工法
新技術名称
EPM
副題

斜面の侵食防止と表層土砂の流出抑制を行い、斜面の緑化も可能とする工法

従来技術名称
簡易吹付法枠工
問い合わせ先

株式会社トーエス
052-789-1036

概要
  1. 何について何をする技術なのか?
    斜面の侵食防止や厚さ1.0m以下の表層土砂の流出を継続的に抑制する技術である。地山との密着性に優れた、生育基盤材を充填した厚層タイプの植生マット(EPMマット)と、EPMネット(金網)を組み合わせることで、地山の土砂流出防止を図る。
  2. 従来はどのような技術で対応していたのか?
    従来は簡易吹付法枠工等で対応していた。
  3. 公共工事のどこに適用できるのか
    • 切土法面保護工事
    • 急傾斜地崩壊対策工事
    • 法面災害復旧工事
活用に当たっての留意事項

設計時

  • 表層1.0m以下のすべりが想定されること
  • アンカーの打設間隔は2.0mの千鳥配置を標準とする
  • アンカーの打設角度は地山に対して直角であることを標準とする
  • アンカー長は0.5m~2.0mを標準とする

施工時

  • 材料は風雨にさらされないよう養生を行う
  • 大雨や強風時には作業を中止する。
  • アンカーは確認試験を実施する
  • EPMネットの重ね合わせは10cm以上とする
適用可能な箇所
  • 現場条件
    • 材料仮置きスペースとして約25m2(5m×5m)が必要(施工面積約400m2の場合)
    • 空気圧縮機設置スペースとして約6m2(2m×3m)が必要
  • 自然条件
    • 斜面が安定しているが侵食や表層崩壊が発生する恐れのある法面(法勾配まで対応)
    • 表層1.0m以下のすべりが想定される斜面
  • 特に効果が高い範囲
    • 吹付プラントが設置できないような狭隘な場所
    • 吹付の効率が悪くなるような山岳地
    • 早期に復旧が必要な崩壊斜面
新技術概要説明資料

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このページに関するお問い合わせ

静岡県建設技術監理センター
〒421-0122 静岡市駿河区用宗1丁目10-1
電話番号:054-268-5004
ファクス番号:054-258-6030
maetouroku@pref.shizuoka.lg.jp