プラスチック製ラス網「プララス網」

登録番号

1821

登録番号(NETIS)

HK-240004-A

評価結果

レベル2

区分

工法

分野

共通工　法面工

新技術名称

プララス網

副題

軽量で防錆性・付着性に優れたプラスチック製のラス網

従来技術名称

亜鉛メッキ鉄線製のひし形金網

問い合わせ先

前田工繊株式会社名古屋支店

052-971-8020

概要

（1）何について何をする技術なのか？
・軽量で防錆性、付着性に優れたプラスチック製のラス網
（2）従来は、どのような技術で対応していたのか？
・亜鉛メッキ鉄線製のひし形金網
（3）公共工事のどこに適用できるのか？
・法面工（モルタル吹付工、コンクリート吹付工）、植生工
（4）その他
・ネット材にポリプロピレンの繊維を使用し、パイルを有した構造になっているため、モルタルが絡みやすく付着性に優れる。

活用に当たっての留意事項

（設計上の留意点）

• 進入路の検討（運搬車両の搬入可否）を行う。
• 必要な施工ヤード等の現場条件が確保されていることを確認する。
• 通常のラス金網の適用範囲外で使用しないこと。

（施工上の留意点）

• 吹付面の浮石、ごみなどの吹付の付着に害となるものを確実に除去する。
• 火気に留意する。
• 基材吹付時に網地のバタつきの発生が予想される箇所はアンカー本数を増やして打設する。

適用可能な箇所

（適用できる条件）
適用条件
➀現場条件
・材料の仮置きスペースが確保できる。
適用範囲
（1）適用可能な範囲
・法面工にて吹付作業を伴う工事全般
（2）特に効果の高い適用範囲
・山間部など荷揚げ、運搬が厳しい箇所。
・湧水や海岸線、酸性土壌の錆びが発生しやすい箇所

新技術概要説明資料

• プララス網説明資料 （PDF 495.0KB）