先輩職員の声 幸田 晃彦

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ページID1032744  更新日 2023年1月26日

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写真:幸田 晃彦1

幸田 晃彦

所属 危機管理部 原子力安全対策課
職種 行政
入庁年 平成23年


※掲載している職員の所属や業務内容は、平成30年11月現在の情報です。

これまでの職務経歴と、そこでどのようなエピソードがあったか具体的に教えてください。

平成23年

経営管理部 浜松財務事務所 直税第二課(不動産取得税)

不動産取得税の課税を担当する部署にて、課税計算・納税通知書の発行・窓口対応(減税措置等)・税の啓発活動などの業務に携わりました。浜松駅前に建設された大型タワーマンション全戸への課税を無事に終えた時は満足感を得ることができました。

平成25年

健康福祉部 福祉長寿局介護保険課 介護人材班

介護人材班で、介護の魅力を発信し介護職の担い手を増加・育成する業務に携わりました。若者向けの啓発イベントの企画・運営や、若手介護職員による魅力発信チームの活動、各種研修の開催などアイデア勝負の業務に多く携わることができました。

平成27年

交通基盤部 港湾局 経理調整班

清水港や焼津漁港をはじめとする県内の港湾・漁港の振興、管理、整備を執り行う港湾局で予算・議会対応などの業務に携わりました。県庁職員として、いかなる職場でも必須である予算と議会に関する知識を習得できたのは大きな財産だと感じています。

ある一週間のスケジュール

月曜
防災訓練の打合せ
各市町や自衛隊、警察、消防などの訓練参加機関と防災訓練のスケジュールや役割分担についての打合せをします。
火曜
防災資機材発注のための書類作成
市町や消防へ配備する原子力防災資機材を発注するために必要な書類を作成します。
水曜
自治研修所にて研修参加
予算や議会について学習する行政の基礎力講座を受講します。
木曜
広域避難について他県との調整
広域避難の住民受け入れについて、岐阜県庁で打ち合わせをします。
金曜
内閣府へのヒアリング
交付金や補助金の来年度要望のため内閣府と協議をします。

現在、どんな部署で、どんな仕事をしていますか?

危機管理部原子力安全対策課で、浜岡原子力発電所及び周辺市町の県民の安全な生活を守るための仕事をしています。具体的には原子力防災訓練の企画・運営や、原子力防災資機材や放射線防護施設の整備、発注、維持管理などの業務を担当しています。静岡県は防災先進県として南海トラフ地震や津波などの自然災害対策に力を入れていますが、原子力災害対策にも非常に力を入れており、想定外の事態が起きないように常に最善の対応ができるよう準備をしています。

仕事をする上で日頃心掛けているのは、どんなことですか?

写真:幸田 晃彦2

どんな仕事も人と人がいて成り立つものなので、「相手の立場に立って仕事をする」ように心がけています。期限を守る、言葉遣いや身なりを気を付ける、相手の要望に応える、など当たり前な事を、常に意識しながら仕事に励んでいます。

これまで仕事をしてきた中で、最もうれしかったこと、印象に残っていることはどんなことですか?

介護保険課時代に介護の魅力を発信するイベント「ふじのくにケアフェスタ」の企画運営を担当しました。日時や会場を決めるイベント概要の検討から、ブース出展やセミナー講師への出演交渉、イベント当日のスケジュール管理などの運営業務まで、イベントの企画運営に一貫して携わることができました。業務が立て込む日々が続きましたが、ツインメッセで二日間行われたこのイベントで過去最多11,000人の来場者を招くことができ、貴重な経験と大きな自信を得ることができました。

県職員の仕事の「やりがい」「魅力」は何ですか?

写真:幸田 晃彦3

静岡県の価値や魅力を多くの人に伝えることができる」ことが最大の魅力であり、やりがいだと感じています。民間企業にとって商品の価値を伝え、売り込むのが使命であるのと同じように、静岡県庁では「静岡県という一つの商品の価値を向上し、PRし、伝えること」が使命だと感じています。自分や家族が生まれ育ち、これからも住み続ける静岡県を日本に、世界に誇れる街に創り上げる仕事はとても魅力的だと思っています。

これから入庁される方へ期待することはどんなことですか?

世の中で起きている事柄に広くアンテナを張って、何でも積極的に行動することを心がけてください。公務員という枠にとらわれず、様々な立場の人と出会い、色んな意見を吸収することで静岡県職員としてだけでなく、社会人として魅力的な人間に成長できると思っています。

これから目指す県職員像、今後やりたい仕事等をお聞かせください。

私はスポーツがとても好きで、将来は静岡県のスポーツ行政を振興する業務に携わりたいと思っています。静岡県の持つスポーツ資源は全国の中でも恵まれているため、県や民間や教育機関などと連携し、本県のスポーツを盛り上げる業務に携わりたいと思っています。今までは色の違う多くの部署を経験し、幅広く様々な仕事を経験してきましたが、だんだんと自分の色を見出し、「これだけは誰にも負けないというプロフェッショナルな分野を開拓していきたい」と考えています。

終業後や休日の過ごし方について教えてください。

写真:幸田 晃彦4

休日は所属する県庁サッカークラブの活動で汗を流しています。チームメイトは浜松から下田まで全県で勤務していますが、週末になると試合会場に一同に集まります。サッカーだけでなくプライベートでも仲が良いためとても楽しい時間を過ごしています。

その他、特に伝えたいこと

世の中には多くの仕事がありますが、自分に合う仕事を見つけるのはなかなか難しいことだと思います。それより目の前にある仕事に自分を合わせていく、その仕事に見合うように自分を成長させることが大事だと思います。皆さんが、「自分を魅力的な人間に成長させてくれる仕事」に出会えることを祈っています。

このページに関するお問い合わせ

人事委員会事務局職員課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
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ファクス番号:054-254-3982
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