先輩職員の声 望月 万美子

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ページID1032781  更新日 2023年1月26日

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写真:望月 万美子1

望月 万美子

所属 水産技術研究所
職種 水産
入庁年 平成12年度


※掲載している職員の所属や業務内容は、平成30年11月現在の情報です。

これまでの職務経歴と、そこでどのようなエピソードがあったか具体的に教えてください。

平成12年
水産試験場 富士養鱒場
平成12年 普及指導員
平成18年 研究員

普及指導員としてニジマス養殖業界の振興業務に携わり、講習会開催業務や魚病診断業務を通じて生産者と関わることで、養殖現場の大変さを肌で感じることができました。また、研究員として魚病対策研究や育種研究などを担当し、サケマス類の飼育技術や、ウイルスや細菌などの微生物取扱技術を習得しました。
平成21年
産業部 水産資源室
ニジマスだけでなく県内養殖業界全体の振興関連事業に関する事務業務を行い、生産者向けの講習会や県民向け見学会の開催、それに伴う関係機関との調整事務を行いました。
平成24年
水産技術研究所 開発加工科(現職)
最初は主に未利用海藻資源の有効活用に関する研究を担当し、工業技術研究所等と一緒に「メタン発酵研究」に取り組みました。その中で海藻を分解する細菌の探索を行い、培養や遺伝子解析などに取組みました。その後、魚介類に含まれるDHAやEPA等の脂肪酸分析を行っています。

ある一日のスケジュール

8時30分
出勤(勤務開始)、メールチェック
登庁してすぐにメールをチェックし、緊急案件がないか等確認します。
9時00分
仕事内容の確認
仕事内容と流れ、時間配分を確認します。
9時30分
試料調整、分析(実験)
実験に必要な器具、機器の準備や分析する試料を調整します。
12時00分
昼休み
実験によっては時間が遅くなることもありますが、なるべくきちんと休みをとるようにしています。
13時00分
試料分析(実験再開)
引続き分析を行います。
16時00分
業者対応
加工業者からの相談に対応します。
17時00分
メールチェック・翌日の予定確認
翌日の仕事に関する準備を行います。
17時15分
勤務終了

現在、どんな部署で、どんな仕事をしていますか?

静岡県の水産業振興に関する研究を行う水産技術研究所の開発加工科に所属しています。開発加工科は水産物の機能性成分分析や新しい水産加工品の開発を担当しており、私は主に魚に含まれる機能性成分であるDHA、EPAといった脂肪酸の分析を行っています。

仕事をする上で日頃心掛けているのは、どんなことですか?

写真:望月 万美子2

  • 本県の産業振興につながる研究成果を出すこと
  • 業界(現場)の状況・情報を把握し、業務に生かすこと
  • 業務を効率的に行うために、スケジュール管理や実験の段取りをしっかり行うこと
  • 研究の方向性を明確にし、実験結果については随時まとめること
  • 県民に対して誠意ある対応をすること

これまで仕事をしてきた中で、最もうれしかったこと、印象に残っていることはどんなことですか?

普及指導員時代に、養鱒業界の方々との信頼関係が構築できたことがとても貴重な経験でした。最初はなかなか業界の雰囲気に馴染めず、話をするのにも緊張していたのですが、魚病診断や巡回指導などで積極的に養殖池を訪問したり、業界の要望をふまえた研修会などを開催するうちに、相談を受けたり、あるいは情報をいただける機会が増えました。

県職員の仕事の「やりがい」「魅力」は何ですか?

県内の産業振興に貢献できることです。また、技術職であっても、行政事務に携わることもあり、幅広い仕事ができることです。

これから入庁される方へ期待することはどんなことですか?

  • 新しいことにチャレンジする意欲があること
  • 幅広い視野を持つこと
  • 与えられた仕事は責任を持ってしっかり行うこと

これから目指す県職員像、今後やりたい仕事等をお聞かせください。

業界関係者を含めた県民の方に信頼される県職員でいられるよう、日々努力したいと思います。

終業後や休日の過ごし方について教えてください。

読書や映画鑑賞など屋内で過ごすことが多いです。

このページに関するお問い合わせ

人事委員会事務局職員課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2275
ファクス番号:054-254-3982
shokuin@pref.shizuoka.lg.jp