伊豆市役所 Izu City Office(伊豆市)

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ページID1013328  更新日 2023年1月13日

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【こんな活動をしています】
伊豆市は、静岡県で最初に東京2020オリンピック・パラリンピック開催地に決まり、開催に向け下記取組などを実施しています。

  • ユニバーサルツーリズム研修の開催
  • 観光地でのバリア調査の実施
  • 異文化理解出前講座の実施など

【ユニバーサルツーリズムとは?】
すべての人が楽しめるように創られた旅行であり、高齢や障害などによる制約の有無に関わらず、誰もが気兼ねなく参加できる旅行です。

写真:伊豆市役所1

写真:伊豆市役所2

写真:伊豆市役所3

オリンピックをきっかけに市民とともに取り組むバリアフリー

2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会で、自転車競技(トラック・レース/マウンテンバイク)開催の地となる伊豆市。大会コンセプトのひとつである「多様性と調和」をさまざまな観点から取り入れた行事の実施などを通し、共生社会をはぐくむ契機となることを目指しています。

取組の一例は、伊豆市の観光地域におけるバリア調査。障害のある方や高齢の方でも安心・安全に回遊できる歩行環境にあるかなどを、実際に町を歩いて確認しました。2020年に向け、万全の体制を創り上げていきます。

UDの取り組み〈実践者からのメッセージ〉

大切なのは「気づき」の認識。違いを肯定し自然に受け入れ、互いに認め合う社会へ。

東京2020大会を控え、来訪客の大幅な増加が見込まれる伊豆市では、外国人や障害のある方への対応を学ぶ研修会や、オリンピック・パラリンピックの競技を体験する講座などを実施しています。肌の色、性別、言語、障害の有無など、あらゆる面での違いを肯定し、自然に受け入れられるといいですね。

また、私たちが日ごろ何気なく利用している地域で実施したバリア調査では、体験を通して高齢の方や障害のある方の視点に立つことで、何をすべきかを考えるための機会になりました。バリアを全て無くすことは難しいですが、調査に参加した方の意識が変わり、バリアの解消や減少、対処方法の創造につながることを望んでいます。

UDポイント

バリアを知るフィールドワークの実施

写真:フィールドワークの様子

観光地としての受け入れにあたり、ニーズと解決方法を考えるために、実際に車椅子に乗って観光地である「修善寺」を回りました。その結果、携帯電話のアプリケーションを使用すると、土地の高低差の確認が可能であることがわかりました。わずかな高低差でも、車椅子の移動では大変なことが多いため、移動距離の把握を含めお客様を迎える事前準備としておすすめです。

実際のバリア体験を踏まえたサポート講習

写真:バリア体験の様子

車椅子やアイマスクなどを使い、実際に起こっているバリアを経験。研修ではお金のかからないバリアフリーを目指し、ハード事業ではなくソフト面でどのような配慮やお手伝いをすれば、皆さんに伊豆市の旅行を楽しんでもらうことができるか考えました。事前にサポート知識を得ておくことで、実際の声かけなどの実践につなげることができます。

すぐに始められるUDアイデア

「すべてのひとのためのデザイン」の講習で心のバリアを解消

写真:講習会の様子

2018年9月にユニバーサルツーリズムの講師を招いて講習会を開きました。施設の改修という固定概念のみでなく、「ハードがダメでもハートで受け入れ」の取組を参加者全員で考えました。想像力を働かせて各々が導き出した答えが、バリア解消のきっかけになります。

施設情報

  • 伊豆市小立野24-1(伊豆市産業部東京オリンピック・パラリンピック推進課)
  • 電話番号:0558-74-2020
  • ファクス番号:0558-72-9909
  • 開庁時間:8時30分から17時15分(平日)

このページに関するお問い合わせ

くらし・環境部県民生活局県民生活課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3341
ファクス番号:054-221-2642
shohi@pref.shizuoka.lg.jp