旅館業や公衆浴場業の浴槽水の消毒の基準等の一部改正について

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1025069  更新日 2023年1月11日

印刷大きな文字で印刷

令和元年9月19日付け生食発0919第8号「公衆浴場における衛生等管理要領等の改正について」により、「公衆浴場における水質基準等に関する指針」「公衆浴場における衛生等管理要領」「旅館業における衛生等管理要領」が改正されました。これを受け、「静岡県旅館業法施行条例施行規則」「静岡県公衆浴場法施行細則」「静岡県浴場業許可取扱要綱」の一部を改正し、浴槽水の消毒方法や水質検査について変更しました。(令和3年7月1日施行)

参考通知等

改正内容について

浴槽水の消毒方法(残留塩素濃度)に関する改正点

  • 浴槽水の遊離残留塩素濃度の基準が0.2mg/Lから0.4mg/L以上に変更されました。

浴槽水の水質検査に関する改正点

  • 有機物の指標として、全有機炭素(TOC)の量が追加されました。
  • レジオネラ属菌の検査方法について、順序を入れ替えました。
検査項目 検査方法 基準値
有機物(全有機炭素(TOC)の量)又は有機物等(過マンガン酸カリウム消費量) 有機物(全有機炭素(TOC)の量)にあっては全有機炭素計測定法、有機物等(過マンガン酸カリウム消費量)にあっては滴定法 有機物(全有機炭素(TOC)の量)にあっては1L中8mg以下、有機物等(過マンガン酸カリウム消費量)にあっては1L中25mg以下であること
レジオネラ属菌 ろ過濃縮法又は冷却遠心濃縮法 検出されないこと(100mL中10cfu未満であることをいう)

原湯、原水、上がり用湯及び上がり用水の水質検査に関する改正点

  • pH値の検査方法について、ガラス電極法のみとなりました。
  • 有機物の指標として、全有機炭素(TOC)の量が追加されました。
  • 大腸菌群から大腸菌へ変更となり、検査方法は特定酵素気質培地法のみとなりました。
  • レジオネラ属菌の検査方法について、順序を入れ替えました。
検査項目 検査方法 基準値
pH値 ガラス電極法 5.8以上8.6以下であること
有機物(全有機炭素(TOC)の量)又は有機物等(過マンガン酸カリウム消費量) 有機物(全有機炭素(TOC)の量)にあっては全有機炭素計測定法、有機物等(過マンガン酸カリウム消費量)にあっては滴定法 有機物(全有機炭素(TOC)の量)にあっては1L中3mg以下、有機物等(過マンガン酸カリウム消費量)にあっては1L中10mg以下であること
大腸菌 特定酵素基質培地法 検出されないこと
レジオネラ属菌 ろ過濃縮法又は冷却遠心ん濃縮法 検出されないこと(100mL中10cfu未満であることをいう)

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビ株式会社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部生活衛生局衛生課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3281
ファクス番号:054-221-2342
eisei@pref.shizuoka.lg.jp