感染症情報センター

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注意報レベルの感染症

新型コロナウイルス感染症の感染拡大注意報を発令しています

2024年第28週(7/8~7/14)の感染症発生動向調査で、静岡県内の新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者数が9.81人に増加し、県独自の基準値8人を超えたため、7月19日に感染拡大注意報を発令しました。第29週(7/15~7/21)は、定点当たり患者数13.96と患者数が増加しています。

 今後、さらに流行が拡大するとともに、長期間持続することも考えられますので、県民の皆様には、人混みでのマスク着用か咳エチケット、適切な換気など、できる範囲での感染対策にご協力をお願いします。

新型コロナウイルス感染症グラフ

新型コロナウイルス感染症流行状況

新型コロナウイルス感染症流行状況サムネイル

警報レベルの感染症

手足口病が全国的に流行しています

手足口病は、エンテロウイルス属による、乳幼児を中心に手や足、口腔粘膜などに現れる水疱性の発疹を主症状とした感染症です。

2024年第25週(6/17~6/23)に定点当たり患者数6.4となり、「警報レベル」(基準値5)となりました。第29週(7/15~7/21)は20.90と患者数が多い状況が継続しています。今後、さらに流行が拡大する可能性が考えられますので、感染予防に努めましょう。

患者の多くが2歳以下の乳幼児ですが、大人でも感染することがあります。口からの飛沫感染、便や水疱内容物からの接触感染などがありますので、手洗いを徹底するとともに、排泄物を適切に処理することが大切です。

手足口病の流行状況

流行レベルの感染症

RSウイルス感染症が県内で流行しています

(2024年第16週(4月15~21日)から13週連続で1以上が継続中)

県感染症管理センターでは、RSウイルス感染症の定点医療機関あたりの1週間の患者数が1以上になると、確実に流行していると考えています。2023年は、第21週(5月22~28日)に1以上となりましたが、今年は5週早く、2024年第16週(4月15~21日)から、1以上となっています。過去には、いったん1以上となると、11~18週間1以上の流行が続いています。

RSウイルス感染症は、咳・くしゃみの飛沫感染や鼻水・唾液の接触感染で感染し、症状は発熱、鼻汁、咳嗽、喘鳴です。年長児や成人では、軽いかぜ症状ですむ場合が多いですが、乳児や基礎疾患のある高齢者が感染した場合は急性細気管支炎や肺炎となり、 呼吸困難で入院する場合もあります。咳・鼻水の症状のある方はマスクをし、手洗いを励行しましょう。

RSウイルス感染症情報

蚊が媒介する感染症に気を付けましょう!

蚊に注意してくださいのポスター

病原体ウイルスを持つ蚊に刺された場合、デング熱やジカウイルス感染症等の感染症を発症する恐れがあります。

現在、国内で流行している感染症はありませんので、蚊に刺されただけで過分に心配する必要はありませんが、蚊が増える時期を迎えますので、感染予防に努めましょう。

県では、包括連携協定を締結しているアース製薬株式会社に御協力いただき、蚊に対する注意喚起のポスターを作成しました。事業所等の人が集まる場所への掲示に御活用ください。

危機管理情報・お知らせ

感染症発生動向調査(静岡県感染症週報)

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉部医療局感染症対策課
〒411-0801 静岡県三島市谷田2276
電話番号:055-928-7220
ファクス番号:055-928-7100