平成25年2月県議会定例会知事提案説明要旨4-2-2-3

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ページID1010069  更新日 2023年1月13日

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平成25年2月県議会定例会知事提案説明要旨

【4.「総合計画目標達成に向けた取組の推進」】(2)「“ふじのくに”の徳のある人材の育成」・「『憧れ』を呼ぶ“ふじのくに”づくり」

  • 地域外交

次に、地域外交についてであります。

中国浙江省との友好提携30周年記念事業につきましては、昨年の暮れ、お忙しい時期に、小楠県議会議長を団長とする県議会代表団の皆様をはじめ、経済団体など多くの皆様に御参加いただきました。新たに16の協定・覚書を交わして、相互の信頼関係をさらに深めることができました。関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。

韓国忠清南道(チュンチョンナムド)につきましては、先方の意向により友好協定の締結を延期しておりましたが、現在、4月の締結に向けて調整を進めております。このため、「静岡県と外国の地方公共団体との友好交流に関する条例」に基づき、協定締結に関する議案を今議会にお諮りしております。

モンゴルにつきましては、先月、ドルノゴビ県から、技術研修員4名と高校生訪問団30名を受け入れ、交流の基盤となる人材交流を推進しております。友好提携2年目を迎える来年度は、県内企業関係者によるビジネス交流団を派遣するなど、文化、教育に加え、経済分野での交流を促進してまいります。

重点国・地域であります中国、韓国、モンゴル、米国とは、これまで、程永華(テイエイカ)大使、申珏秀(シンカクスウ)大使、ソドブジャムツ・フレルバータル大使、ジョン・ルース大使との会談を通じて、パートナーシップを深めてまいりました。引き続き、友好協定や覚書に基づいた交流を継続し、友好的互恵・互助の精神に基づく、相互にメリットのある地域外交を展開してまいります。

また、富士山静岡空港の新たな就航先である台湾や、成長著しく県内企業の展開が進む東南アジアとの交流を一層推進いたします。このため、台湾に新たに駐在員事務所を設置するほか、東南アジア駐在員事務所を県単独設置による運営形態に見直し、現地での活動体制を強化してまいります。