国内企業がEmotet（エモテット）に相次ぎ感染！

エモテット（Emotet）は、主にメールに添付されたファイルを開くことで感染するコンピュータウイルスの一種で、感染すると、

• ネットワークを通じて、別のコンピュータやサーバに感染を広げる。
• メール情報を盗み出し、感染者を装ってメール情報に登録された相手先へエモテット付きのメールを勝手に送信する。
• 別のコンピュータウイルスを呼び込んで、重要情報を盗み出す。

といった動作を行います。

攻撃者は、エモテットに感染した端末からメールアドレスや文面を流用して攻撃メールを送信します。

そのため受信者は、知った人物からのメールと勘違いをして添付ファイルを開き、エモテットに感染させられてしまいます。

見知った相手からのメールや、自分が送信したメールへの返信に見えるメールであっても、身に覚えのないメールであれば、添付ファイルを開いたり、メール本文中のURLリンクをクリックするのはやめましょう。

送信ドメイン認証を活用したフィルタリングも有効です。

エモテットの攻撃手口、対策などについては、下記リンク先で詳しく説明されています。

• 独立行政法人情報処理推進機構（IPA）「Emotet（エモテット）関連情報」（外部リンク）