ランサムウェアに注意!
ランサムウェアは、パソコンやサーバのデータ(情報)を暗号化するなどして使用不能にし、暗号化を解除することを条件に、暗号資産(仮想通貨)など金銭(身代金)の支払いを要求するコンピュータウイルスの一種です。
データを暗号化する前に盗み出し、「一定期間内に身代金を支払わないと、盗んだ情報を公開する」等と恐喝するものもあります。
一般的なランサムウェア被害防止対策
- 不審なメールの添付ファイルを開いたり、メール内のリンク(参照先)にアクセスしない。
- パソコン等のOSやソフトウェア、ネットワークの構成機器などは最新のものに更新する。
- ウイルス対策ソフトは最新のバージョンにし、ウイルスパターンファイル※は常に最新の状態に更新する。
※ウイルスを見つけるために必要な情報のこと。
VPN機器、リモートデスクトップからの侵入
- ランサムウェアの感染経路は、VPN機器やリモートデスクトップからの侵入が大半を占める。
- VPN機器対策
常に最新のバージョンを使用する
パスワードを適時変更し、適切に管理する - リモートデスクトップ対策
OS、ソフトウェアを適時更新する
アクセス権限を管理し、利用できる端末やポートを制限する
利用しない時は、機能をオフにする
ランサムウェアの感染経路
※グラフは「令和5年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」(令和6年3月14日警察庁)から引用
バックアップはオフライン
- バックアップの保存先がネットワークに接続している場合、バックアップファイルも一緒にランサムウェアに感染してしまう。
- ネットワークからアクセス不可能な場所にバックアップデータを保管する。
- バックアップデータを定期的に作成し、復旧手順を明らかにしておく。
被害企業・団体のバックアップから復元できなかった理由
※グラフは「令和5年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」(令和6年3月14日警察庁)から引用
ランサムウェア対策特設サイト
このページに関するお問い合わせ
警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課
〒420-8610 静岡県静岡市葵区追手町9番6号
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