東部地域施設概要:田貫湖
施設の概要
田貫湖は、富士宮市猪之頭にあり、長者ケ岳の裾野に位置する農業用のため池です。田貫湖は、狸沼(たぬきぬま)又は長者ヶ池(ちょうじゃがいけ)と呼ばれていた小さな沼地でしたが、大正12年(1923)に発生した関東大震災により、周辺の水田の用水として利用していた芝川の水量が減少したことから、この沼地を農業用のため池として利用するため、昭和10年(1935)から昭和11年(1936)にかけて築堤及び拡張工事が行われました。
また、貯水量の安定を図るため、北側にある大ボラ川の水を田貫湖に導水することになり、昭和11年(1936)に狸沼隧道か完成しました。その後も、農業用水の需要増加に応じて、堤防の拡張工事や施設の安全性向上のための改良工事等が行われ、現在の規模は、東西1.0km、南北0.5km、貯水量120万立方メートルとなっています。なお、田貫湖は観光面でも知られていて、魚釣り場、キャンプ場、ボート乗り場があります。また、湖畔には、約4kmの周遊道路が整備され、貸し自転車等でサイクリングもできます。
施設の写真
施設までの交通アクセス
- 車をご利用の場合
東名高速道路:富士ICより約55分 - 公共交通機関をご利用の場合
JR富士宮駅(身延線):富士急静岡バス「富士宮駅」(白糸滝・足形・猪の頭方面行き)より「田貫湖南」(約45分)徒歩約11分
このページに関するお問い合わせ
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