中央日本4県連携の観光振興『黄金KAIDO』がスタート

　令和3年に中部横断自動車道の山梨-静岡間が全面開通し、中央日本4県（静岡県、山梨県、長野県、新潟県）を太平洋から日本海まで横断する高速道路が繋がりました。静岡県では、中央日本4県が連携した広域経済圏を「山の洲」と称して観光や食などの分野で様々な取組を行っています。

　こうした中、今年度、4県の観光周遊エリアとしての結びつきをより強くすることを目的に、4県が連携して観光を進める「黄金KAIDO（かいどう）」プロジェクトを立ち上げました。プロジェクトは、5月24日、川勝静岡県知事ら4県の知事・代表者が都内で共同記者会見をして発表しました。

　「黄金KAIDO」とは、本県の土肥から佐渡までを結ぶ、フェリーと高速道路の総称として新たに命名したものです。このルート上には、日本一の金産出量を誇った佐渡金山や土肥金山など、各県に金山があることに由来しています。今後、高速道路の定額乗り放題プランや駿河湾フェリーの半額割引が実施される予定です。

　また、今年の大河ドラマ「どうする家康」で注目度が高まっている徳川家にゆかりのスポットを巡るイベントを実施したり、旅行会社による「黄金KAIDO」のツアー造成も促進していきます。

　詳細は、今後、県観光協会のホームページ（ハローナビしずおか）や、スポーツ・文化観光部Twitter等でお知らせする予定ですので、楽しみにお待ちください。

　そのほか、中央日本4県連携の取組として、日本海から太平洋に通じるサイクルルート「山の洲（くに）ルート」の設定に向けた調査・検討を進める等、サイクルツーリズムの推進に取り組んでいます。

　今後も、4県が連携し、国内外から多くの観光客が訪れるようなエリアに発展していくよう、様々な取組をしてまいります。
 

内容に関するお問合せ
　静岡県スポーツ・文化観光部観光振興課・スポーツ政策課
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　メール：bunkakankou-seisaku@pref.shizuoka.lg.jp