東アジア文化都市2023静岡県ふじの式典を開催

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ページID1058685  更新日 2023年12月15日

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 今年1月に開幕した東アジア文化都市2023静岡県。12月3日(日曜)にオークラアクトシティホテル浜松で東アジア文化都市2023静岡県を総括する行事「ふじの式典」が開催され、韓国全州市行政団、都倉文化庁長官など約250人が参加しました。

 式典内では、この1年の成果を振り返る動画が放映され、県内各地で展開された文化芸術やスポーツ、食文化など、多彩な事業に多くの方の参加があったことが紹介され、会場から大きな拍手が沸き起こりました。認証事業数500本以上、来場者数360万人以上の目標に対して、11月16日時点で事業数947本、来場者数870万人と目標を大きく上回る成果を上げることができ、県民総がかりの取組が結実した1年となりました。

 川勝知事からは、「各都市と食、スポーツ、観光など生活を含む文化全体をで交流した。東アジア文化都市の原点は平和づくり。東アジアは決して争わないという強い志が生きている。」とこの1年を振り返りました。また、中国、韓国の今年の選定都市である韓国の全州市、中国の成都市、梅州市からも、3か国の今後の友好についてのメッセージが寄せられました。
 引継式では、来年の開催地である石川県の馳知事と固い握手を交わし、バトンを渡しました。

 式典では、全州市立国楽団による伝統楽器の演奏や、将来の静岡県の文化を担う磐田北高箏部、浜松市の「ジュニアクワイア浜松」などの演奏、歌唱が行われ、会場からは盛大な拍手と歓声があがりました。

 そして、クライマックス公演として、世界的演出家の宮城聰氏演出、佐藤典子舞踊団による「歓喜に至れ!~ベートーヴェン「第九」による~」が開催されました。リストが編曲した有名な「第九」という名曲をベースに創った新しい舞台で、東京2020パラリンピックの開会式にも出演した、ダンサー大前光市氏なども出演し、フィナーレを飾るにふさわしい公演となりました。

 式典としては、今回が最後になりますが、東アジア文化都市2023静岡県の開催期間は12月末までになります。文化による東アジアの協調・共生と平和の希求の理念を改めて認識して、期間終了まで取り組んでいきます。

引継式 左から静岡県知事、馳浩石川県知事
引継式(左から静岡県知事、馳浩石川県知事)
 磐田北高校箏部の演奏
磐田北高校箏部の演奏

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 住所:〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
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