スポーツ・文化観光部長室

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1002058 

印刷大きな文字で印刷

スポーツ・文化観光部長

都築 直哉

写真:都築直哉氏

スポーツ・文化観光部長室にお越しいただきまして、ありがとうございます。

スポーツ・文化観光部長の都築直哉(つづきなおや)です。

 当部では、県内のスポーツ、文化、観光の振興から、大学などの教育振興、富士山静岡空港の管理まで、幅広い分野を担当しています。バラバラのようですが、すべて県民の皆様が日々の生活を充実させ、心豊かに暮らしていただくための環境づくりを目指しています。

 昨年、本県は国から「東アジア文化都市」に選定され、文化の範囲を文化芸術だけでなく、スポーツや食文化、産業分野に至るまで幅広く捉え、静岡の豊かな文化的魅力を発信し、様々な分野において種まきを行いました。中国・韓国との新たな国際交流が行われたことに加え、県内各地では、民間主体の地域に根ざした事業が芽吹くなど、県内各地で交流や取組がステップアップしております。令和6年度は開花のステージとして、取組を展開してまいります。

 スポーツ分野においては、これまでの競技力の向上に加え、本県の豊富な資源と知見を融合し、スポーツの総合産業化を目指します。自転車や武道等をテーマとしたツーリズムのほか、プロスポーツチームと連携・協働した地域の活性化、産学官が連携し、スポーツ医科学によるジュニア世代の強化などに取組みます。さらに、市町等を主体とした生涯スポーツの振興や共生社会の実現に向けた、パラスポーツの認知度向上と裾野拡大に取り組んでまいります。

 文化芸術分野については、アーツカウンシル等による地域・住民主体の創造的活動を推進するとともに、SPAC、富士山静岡交響楽団、伊豆文学等の本県が誇る文化資源を積極的に発信していきます。さらに、富士山の入山管理については、ウェブを活用した入山管理システムの導入等、山梨県と連携した取組を強化してまいります。

 教育分野では、人口減少が続く中、本県産業の人材を確保するため、地域企業への理解を深めるキャリア教育や、県民の学び直しの機会となるリカレント教育を進めるとともに、若者に選ばれる学びの場の創出に向け、産学官による大学サミットを開催し、県内大学の将来像の議論を深めていきます。

 観光分野では、花、温泉・歴史文化・アニメ等の本県が有する資源や、多彩で高品質な食材や食文化を体験できるコンテンツを活用したツーリズムの推進など、国内外からの旅行者の滞在の長期化を図るとともに、本県・山梨・長野・新潟の4県が連携した「黄金KAIDO」プロジェクトをさらに推進し、「そば街道」「日本酒・ワイン街道」等のコンテンツを充実させ、魅力的なエリアに育てていきます。

 富士山静岡空港では、2009年の開港から15周年を迎えるこの節目の年、台湾をはじめとした航空路線の完全復活と、東南アジア地域などを対象とした新規就航路線の開設などに全力で取り組み、コロナ禍前の搭乗者数74万人を上回るよう、努めて参ります。

 これらの取組には、県民の皆様との連携が不可欠であります。スポーツ・文化観光部職員一丸となって進めてまいりますので、皆様方の御支援・御協力をいただきますようお願いいたします。

 「部長トーク」では、私たちの取組や私の感じたことなどを掲載してまいりますので、お気軽に御覧いただき、よろしければ御意見、御感想などお寄せください。

 

スポーツ・文化観光部長室【トーク一覧】