スポーツ・文化観光部長室

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スポーツ・文化観光部長

村松 毅彦

写真:村松毅彦氏

 スポーツ・文化観光部長室にお越しいただきまして、ありがとうございます。
 スポーツ・文化観光部長の村松毅彦(むらまつたけひこ)です。

 当部では、県内のスポーツ、文化、観光の振興から、大学などの教育振興、富士山静岡空港の管理まで、幅広い分野を担当しています。一見、バラバラのようですが、すべてが県民の皆様の日々の生活を充実させ、心豊かに暮らしていただくための環境づくりを目指しているものです。

 令和5年は、富士山が世界文化遺産に登録されてから10年の節目を迎えます。また、本県が全国の自治体の中から「東アジア文化都市」に選定され、日本の文化の顔、いわば「文化首都」として、静岡から日本のあらゆる文化の魅力を国内外に発信する大きなチャンスの年でありますので、様々な場面で積極的にPRしてまいります。

 スポーツ分野の取組については、ラグビーワールドカップ2019、東京2020オリンピック・パラリンピック自転車競技の開催成果など、世界的なイベントのレガシーを継承し、スポーツの聖地づくりを目指してまいります。具体的には、スポーツによる健康づくりの推進や、スポーツ文化の醸成、スポーツを通じた共生社会の実現など、スポーツによる地域と経済の活性化を図ってまいります。

 文化芸術分野については、本県は、富士山をはじめ、県立劇団SPAC、国際オペラコンクール、多彩な文化財など、世界に誇る文化資源に満ちあふれております。これらの豊かな文化資源を最大限に活かし、12月の「東アジア文化都市2023静岡県」フィナーレに向けて、多様なプログラムを展開し、世界の人々の感動を呼ぶ1年となるよう、関係者の皆様と一体となって取り組んでまいります。

 教育分野では、本県の未来を担う「有徳の人」の育成を目標に、社会総がかりによる教育に取り組むとともに、若者人材の本県への定着に向けたキャリア教育の促進や、私立学校における魅力ある学校づくりの支援などを進めてまいります。

 観光分野ですが、県内の観光地は、コロナ禍の厳しい状況から、徐々に本来の賑わいを取り戻しつつあります。「東アジア文化都市」の開催を契機に、本県観光産業を再び発展の軌道に乗せるため、食やスポーツ、歴史文化など、本県ならではの本物の感動や体験を活かして、国内外からの誘客を強力に進めてまいります。

 来訪する方の窓口となる富士山静岡空港は、国際線が3年ぶりに運行を再開いたしました。搭乗者数のコロナ禍前への回復に向けて、航空会社等への働きかけを強化し、台湾路線や中国路線の運行再開、さらには新規就航路線の開設にも注力してまいります。

 スポーツ・文化観光部の取組は、県民の皆様との連携が不可欠であります。職員一丸となって進めてまいりますので、どうか皆様方の御支援・御協力をいただきますようお願い申し上げます。

 「部長トーク」では、私たちの取組や私の感じたことなどを掲載してまいりますので、お気軽に御覧いただき、よろしければ御意見、御感想などお寄せください。