交通基盤部長室
交通基盤部長
勝又 泰宏
交通基盤部長室へお越しいただき、ありがとうございます。令和5年4月に交通基盤部長に就任いたしました 勝又 泰宏(かつまた やすひろ) です。どうぞ、よろしくお願いします。
交通基盤部では、道路、河川、港など、県民の“命を守り”“未来を創る”社会インフラの整備や管理を通じて、誰もがいきいきとすごせる「魅力」ある県土づくりを目指し、令和4年3月に策定した「美しい“ふじのくに”インフラビジョン」を本県のインフラ整備の“羅針盤”として、以下の3つの分野における主要な施策に引き続き取り組んでまいります。
[安全・安心]の分野では、激甚化・頻発化する自然災害や切迫する巨大地震などのリスクに備えて、ハード・ソフトが一体となった総合的な防災対策や、インフラ施設の適切な維持管理・長寿命化など、命と暮らしを守る“強さとしなかやさ”を備える県土づくりを進めてまいります。
また、令和3年7月の熱海土石流災害からの一日も早い復旧・復興に取り組むとともに、昨年9月の台風15号での教訓を踏まえ、防災・減災が当たり前となる社会の構築に向け、あらゆる関係者と連携し、『流域治水』の強力な推進などに取り組み、安全・安心のレベルアップを図ってまいります。
[活力・交流]の分野では、地方創生に向け、金谷御前崎連絡道路の整備や、清水港日の出埠頭の改良などを着実に進め、陸・海・空の交通ネットワークを活かし、“地域の稼ぐ力”や“地域価値”を高める県土づくりを進めてまいります。
[環境・景観]の分野では、景観を損なう屋外広告物の是正を積極的に進めることなどにより、心の豊かさを感じることができるよう、美しい景観と良好な環境に満ちた“ゆとりある生活“を支える県土づくりを進めてまいります。
また、コロナ禍を契機とした社会システムの変化や脱炭素・循環型社会構築の加速に対応するため、3次元点群データのプラットフォーム構築やスマートシティの実現に向けた社会実装の加速に向けて取り組むとともに、2050年の「カーボンニュートラル」の実現に向けた社会インフラによる貢献を視野に、清水港などでカーボンニュートラルポートの形成に向けた取組や、県有建築物のZEB化(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル化)に意欲的に取り組んでまいります。
このほか、交通基盤部では、県内の公共工事の土曜休工を3日に拡大するなど、建設産業の働き方改革に積極的に取り組むほか、未来を担うこどもたちが「こんな”まち”に住みたい」という夢を描けるよう、建設産業の魅力向上と担い手確保を目指す「静岡どぼくらぶ」の取組を引き続き進めてまいります。
また、令和5年1月から開幕しております「東アジア文化都市2023静岡県」を契機に、各種交流事業やPRイベント等を通して、インフラ施設の意義や歴史的価値など、「地域の文化」としての社会インフラの価値や魅力を、国内外に発信してまいります。
交通基盤部では、“いっしょに、未来の地域づくり。”を基本理念として、常に県民の皆さんと同じ視点に立ち、オール静岡で、安全・安心で魅力ある地域づくりに取り組んでまいります。
「部長トーク」では、日々の業務の中で私が感じたことなどを掲載してまいりますので、お気軽にご覧いただき、ご意見、ご感想などお寄せくさい。
メールアドレス:kensei@pref.shizuoka.lg.jp