コンビニエンスストアにおける良かったこと調査【寄稿日:令和5年2月8日】

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ページID1052945  更新日 2023年3月17日

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公益財団法人共用品推進機構 シニアエキスパート 金丸淳子 氏

共用品推進機構は、障害の有無や年齢にかかわらず、使用できる製品やサービスを共用品、共用サービスと呼び、その普及活動を行っています。共用品・共用サービスはユニバーサルデザイン(UD)とほとんど同じ意味になります。
当機構では、高齢者や障害のある人たちに関する「良かったこと調査Ⓡ」を行っています。2014年に行った「コンビニエンスストア」に関する調査では、視覚、聴覚、上肢・下肢に障害のある人、難病、高齢の人など、合計428名の方々から、たくさんの良かったことに関するコメントをいただきました。障害のある人たちの良かったことってどんなことだと思いますか?以下のコメントは、調査結果からの抜粋です。
●車椅子で入店すると入口のドアを素早く開けてくれる。(車椅子使用)
●よく行く店舗では店員さんが自分を覚えていて、声をかけてくれる。(全盲)
●顔をおぼえてくれているので、簡単な手話を使ってくれる。(ろう者)
●手の力が弱いので、買ったペットボトルを開けてくれる。(難病)
●コーヒーマシーンの慣れない取扱いに、手を貸してくれる。(高齢者)
コメントを読んでいると、スタッフの心配りと利用する側の感謝の気持ちが伝わってきます。良かったこと調査を行うことで、相手の良いところが見つかります。それらを伝えることで、さらに気持ちのよいサービスが生まれ、UDも進んでいくと考えています。
コンビニエンスストアをはじめとした良かったこと調査の結果は、以下のURLに掲載しています。ぜひご覧ください。

コンビニエンスストアにおける良かったこと調査の画像1

コンビニエンスストアにおけるよかったこと調査の画像2

このページに関するお問い合わせ

くらし・環境部県民生活局県民生活課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3726
ファクス番号:054-221-2642
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