「心の整理」【寄稿日:令和5年2月17日】

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ページID1053062  更新日 2023年3月28日

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一般社団法人静岡県建築士事務所協会 副会長 藤原 龍美 氏

中央大学理工学部工業化学科を中退し、建築設計を学ぶため、日本大学理工学部建築学科に進みました。
そこでの卒業論文は福祉施設の権威である、故木下茂徳先生、野村歓先生に指導を受けて、それから40年建築設計に携わっていますが、ずいぶんハード面の建築手法も進化しています。
平成6年ハートビル法、平成12年交通バリアフリー法が制定され、社会的弱者が円滑にできる特定建築物の促進に関する法律ができました。
平成8年4月1日に静岡県福祉のまちづくり条例が施行されました。
ユニバーサルデザインを取り入れることで、建築ではだれにもわかりやすいまちづくりをし、使いやすい空間を建築することが大切なことです。またそれがだれにも安心安全なまちづくりに貢献することなのです。
上記をハード的に取り入れることは難しいことではないのです。すこし余裕のある設計計画をし、建築主さんのご理解をえることが肝要なことなのです。挿入してある写真は私が設計した単純な参考例です。
すべての人にやさしい住まいづくりとしてのユニバーサルデザイン導入は、今やハード、ソフト面だけでなく、ハート面としての思考に変化しているのです。
それは建築や都市計画されたものをだれもが道徳心をもって利用することともに、なにをするにしても「心の整理」が必要ではないかと感じています。
それをすることによってハート面のUDが自然とできてくるような気がします。
では「心の整理」とはなにかは、次回にします。

ユニバーサルデザイン(多目的トイレ)画像1

ユニバーサルデザイン(多目的トイレ)画像2

ユニバーサルデザイン画像3

南部体育館の画像

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