認知症コールセンター

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ページID1022514  更新日 2023年1月11日

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認知症コールセンターの開設について 一人で抱え込まないで下さい。経験者が親身に悩みをお聴きします

認知症の方とその家族が抱える悩みや疑問は、認知症の医療に関すること、介護サービスの利用方法や介護そのものの悩みなど多岐にわたります。このため、認知症の知識や介護技術の面だけでなく、精神面も含めた様々な支援が必要です。
そこで県では、認知症の方や介護されている家族の方等の電話相談窓口として、「認知症コールセンター」を開設しました。

実施主体

静岡県(「認知症の人と家族の会」静岡県支部に委託)

電話番号

0120-123-921(通話料無料)

※これまでの0545-64-9042(通話料発信者負担)も利用可

相談日時

毎週、月曜日、木曜日、土曜日及び日曜日(週4日)の午前10時から午後3時

但し、祝祭日及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く。

相談料

無料

相談員

介護経験者(「認知症の人と家族の会」静岡県支部の会員)が相談に応じます。

新型コロナウィルスに関連するQ&A

【質問】施設利用の制限や外出の自粛等により、ストレスが溜まるせいか、気持ちが不安定になることがあります。家族が接する場合に気をつけることはありますか?

認知症の方は普段と違う状況になると混乱したり、いつもと違う行動をとることがあります。質問のような状況では、ご本人(もちろん、そのご家族も)には思っている以上にストレスがかかっているのかもしれません。家族の方はできるだけ平時と同じように接し、本人が不安にならないように、寄り添っていただければと思います。

また、家の中で家族だけと接しているよりも、気分転換に3つの密を避け、散歩など短時間だけでも外に出てみてはどうでしょうか。いつもの近所の方の顔などを見て、いつもと同じ状況を少しでも作ることで不安も軽減するかもしれませんし、動くことで筋力低下の防止にもなります。また、室内で過ごされるのであれば、ご本人が一番輝いていた頃や子育ての最中など、昔の写真や映像をご家族と一緒に見るなどの時間をとってみるのもいいかもしれませんね。

【質問】コロナの影響もありマスクの着用をしようとしても、本人が嫌がる場合はどうしたらよいでしょうか?

嫌がる認知症の方にマスクをつけてもらうのはとても難しいと思います。

認知症の方は視野も狭まっているため、相手の表情がわかりにくく、声もこもって聞きづらいことから、マスク自体が怖いと思っている場合もありえます。もし、手作りマスクを一緒につくるのが可能であれば、ご本人が作成や柄選びに参加したり、お孫さんと一緒に作ってみるなどしてはどうでしょうか。自分のためにつくってくれたと思うとマスクを嫌がることも少し和らぐかもしれません。

また、マスクを無理につけてもらうよりは、外に出るときに人の少ないところを選んだり、帰宅時の手洗いやうがいを徹底するなど、できる対策からやってみてはいかがでしょうか。

【質問】家族に認知症のような症状が見られますが、どのように相談したらいいか分かりません。また、人ごみを避けるため、電話相談したい場合は「認知症コールセンター」以外に、どこで相談できますか?

まずは、かかりつけ医に相談するとよいと思います。

かかりつけ医がいれば、混んでいない時間等に予約をとって画像で診断をして頂いたり、問診など受けることができるかと思います。受診の際は、認知症ではないかと思うところなど、医師に予め伝えておいたほうが良いかもしれません。

なお、認知症のような症状といっても、水頭症、脳腫瘍、甲状腺疾患、慢性硬膜下血腫、アルコール中毒などから症状が出ていることもあり、治療をすれば治る場合もあります。この場合も医療的な診断が必要かと思います。

また、電話で相談する場合は、お住まいの市町の高齢者福祉担当課やお近くの地域包括支援センターでも相談ができますので、一人で悩みを抱え込まず、周囲に相談していただければと思います。

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉部福祉長寿局福祉長寿政策課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2442
ファクス番号:054-221-2142
fukushi-chouju@pref.shizuoka.lg.jp