感染症を媒介する蚊の定点モニタリングを実施しています。
平成26年のデング熱の大流行を受け、静岡県では、平成27年度から蚊の継続的な生息状況調査やウイルス保有調査を実施しており、平成28年度からはデングウイルスに加え、ジカウイルスについても検査を実施しています。
平成30年5月に行った各調査地点の1回目の調査では、デングウイルス及びジカウイルスの検査結果は、全て「陰性」でした。
調査は10月まで各地点で毎月実施します。
日本では、デング熱、ジカウイルス感染症の原因となるデングウイルス、ジカウイルスを媒介するのは、ヒトスジシマカのメスのみです。
ヒトスジシマカは分布域を本州の北へ拡大し、5月から11月にかけて活発に活動していることが知られています。
ただし、ヒトスジシマカは越冬できず、デング熱、ジカウイルス感染症ともに限定された地域での一過性の感染となると考えられます。
蚊に刺されただけで過分に心配する必要はありませんが、蚊の多い草むらなどで長時間作業をするときは、できるだけ肌の露出を少なくし、虫よけ剤を使用して蚊に刺されないようにするなど、感染予防に努めてください。
また、海外の感染症発生地に渡航する際には、十分気をつけていただき、帰国後、発熱などの症状がある場合には、速やかに医療機関で受診するようにしてください。
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