静岡県教育委員会

“ふじのくに”の未来を担う「有徳の人」づくり

令和3年度第2回移動教育委員会

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ページID1031379  更新日 2023年1月13日

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第2回移動教育委員会開催 静岡聴覚特別支援学校及び静岡視覚特別支援学校を視察(7月14日)

7月14日(水曜日)本年度2回目の移動教育委員会を行いました。

午前の部

聴覚障害のある幼児児童生徒への教育の現状(人工内耳及び手話など)と相談体制充実のための保健・医療・福祉部門との役割分担等について、静岡聴覚特別支援学校を視察しました。

【学校概要説明】

写真:学校概要説明の様子

学校教育目標「自己の障害への理解を促し、一人一人の可能性を最大限に伸ばし、心身の調和的発達を図るとともに豊かな言語力を育て、社会の一員として主体的に生きる人を育てる」の説明を聞くとともに、近隣の園や学校との交流活動、地域住民との連携を進め、社会に開かれた学校として地域に貢献していることや、聴覚障害の早期発見、早期療育への理解啓発について説明を受けました。

【授業見学】

乳幼児の教育相談を実施している乳幼児教室、幼稚部、小学部、中学部の順に授業を参観し、小学部5年生の外国語の授業では、児童の笑顔や活気あふれる姿、先生が口話やキューサイン、手話、ジェスチャーなど子供たちにあわせた方法でコミュニケーションを図っている姿が印象的でした。
どの授業も、先生方が子供たちに寄り添い、個々に応じた様々な支援をしていました。
※学校校内での写真撮影は、プライバシー等に配慮し実施しておりません。

午後の部

視覚障害のある幼児児童生徒の教育の現状と専門性の確保等について、静岡視覚特別支援学校を視察しました。

【学校概要説明】

学校教育目標「自立と社会参加を目指し、可能性を広げる」の説明を聞くとともに、学校紹介ビデオで学校の様子を視聴しました。また、学校の現状や超早期教育(視覚障害のある0~2歳児を対象)などの教育相談活動、視覚障害を担当する教員等の専門性の維持・継承に係る課題などについて、説明を受けました。

【授業見学】

写真:授業見学の様子1

帰りの会の時間の途中でしたが、子供たちがたくさん学校の様子を話してくれました。最後は、音楽に合わせて二人仲良くダンスを披露してくれました。

写真:授業見学の様子2

国語の授業では、拡大読書器などを自在に扱い、上手に文字を読み上げている様子を参観しました。

写真:臨床実習室にて実習を見学する様子

臨床実習室にて、あん摩マッサージ指圧の施術実習の様子を見学しました。高等部は浜松視覚特別支援学校の分室として設置され、本科保健理療科では、あん摩マッサージ指圧師の国家資格取得を目指しているとのことでした。

【合同懇談会】

写真:合同懇談会の様子

今回は、静岡聴覚特別支援学校と静岡視覚特別支援学校の2校での合同懇談会を実施しました。聴覚・視覚特別支援学校の教育の現状及び相談体制充実と教育環境整備や、それぞれの障害に係る早期対応の重要性などについて、意見交換を行いました。県教育委員会では、これからも学校と連携して、幼児児童生徒の学び合う機会の確保に努めるとともに、特別支援教育の体制を推進する中で、障害のある子供のための早期からの療育支援体制の確立に向け、福祉、保健、医療との連携に取り組んでまいります。

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このページに関するお問い合わせ

教育委員会教育政策課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3168
ファクス番号:054-221-3561
kyoui_seisaku@pref.shizuoka.lg.jp