第1回移動教育委員会開催　御前崎市立浜岡中学校を視察（7月13日）

7月13日（木曜）本年度1回目の移動教育委員会を行いました。

　「スクラム御前崎（※）」を基本方針として掲げ、社会に開かれた学校づくりを推進する御前崎市立浜岡中学校を視察し、意見交換を行いました。

※「スクラム御前崎」について
　御前崎市では、園、小中学校、高校の縦の連携と、家庭・地域・産業界・行政の横の連携により子どもたちを社会総がかりで育成することを重視し、「御前崎の人づくり」を「スクラム御前崎」と名付け、様々な取組を展開しています。

施設及び授業見学

　令和3年3月にリニューアルしたばかりの校舎を見学し、各施設や、生徒が使用ルールを定めている飲料の自動販売機などについて説明を受けました。靴箱や使用していない教室まで整理整頓が行き届いている様子が印象的でした。
　授業見学では、Chromebookを活用しながら、席を移動しグループで教え合うなど生徒が主体的に学び合う姿が見られました。

意見交換

　教育委員からは、学びや居場所づくりのための空間、及びそれを活用して生き生きと活動する生徒の姿に感心する声が多く挙がりました。
　スクラム御前崎に関しては、地域の方が一人あたり生徒5、6人の「地域担任」となり、授業参観や生徒面談などを行う同校の素晴らしい取組について、更なる発展を期待する観点から質問や提案がなされる等、活発に意見交換が行われました。
　地域担任の皆様は意気に感じて参加され、生徒は、皆様との関わりの中で御前崎市民としての自覚が芽生え、自己肯定にも繋がっているとのこと。
　地域の皆様のスクラムが、子どもたちが心豊かで健やかに育つ原動力となり、ひいては、地域が一層元気になることにつながるのではないかと感じました。

• 意見交換会発言要旨（御前崎市立浜岡中学校） （PDF 195.0KB）