静岡県教育委員会

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第3回移動教育委員会開催 県立浜松湖北高等学校を視察(10月19日)

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ページID1058592  更新日 2023年12月14日

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10月19日(木曜)本年度3回目の移動教育委員会を行いました。

 普通科・農業科・工業科・商業科の学科の垣根を越え、地域の企業や自治体等の協力も得て地域貢献を目指す活動(「湖北MAGIC」)を実施している静岡県立浜松湖北高等学校を視察し、意見交換を行いました。

※「湖北MAGIC」について
 「MAGIC」はMultiplied-education(連携) by Agricultural(農業), General(普通科), Industrial(工業) and Commercial(商業)の略称。
 全生徒が模擬会社「湖北MAGIC株式会社」に所属し、生徒から選出された湖北MAGIC委員会が主体となり、湖北イルミネーションやいなサーチ(地域情報誌)の製作などの活動を進めています。

施設及び授業見学

 浜松湖北高等学校は、旧引佐郡の3校(引佐高校、気賀高校、三ヶ日高校)が統合再編され、平成27年4月に開校しました。校舎内の各所に地元原産の天竜杉等を使用し、校舎全体が採光に配慮した開放的なつくりで、窓が大きくて明るい普通教室やアーチ形状の多目的体育館がとても印象的でした。
 授業見学では、工業科の機械技術(機械の設計・操作、レーザー加工、コンピューターによる機器制御など)や、自動車のエンジンを使って分解や組立に必要な技術を身に付ける様子を見学しました。また、ミカン摘果の時期を迎えた実習地では、生徒同士で話し合いながら作業に取り組むなど主体的に学び合う姿が見られました。

写真:体育館の様子

写真:野菜栽培施設の様子

写真:ミカン摘果の様子

写真:工業科の授業の様子

意見交換

 教育委員からは、湖北MAGICにおいて、各学科の生徒がそれぞれの強みを生かし、地域の方々の協力も得ながらイベントや商品開発を行うなど、実践的に学び成長できる環境に感心する声が多く挙がりました。
 湖北MAGICの更なる発展や新しい学びの実現に向けて、活発に意見が交わされ、実践型の教育活動を通して地域社会の発展に貢献できる人材の育成を目指すために必要とされる学校設備や環境整備、求められる教員など、今後の学校や教育の在り方を見据えた議論も行われました。

写真:意見交換の様子

写真:意見交換の様子

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このページに関するお問い合わせ

教育委員会教育政策課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3168
ファクス番号:054-221-3561
kyoui_seisaku@pref.shizuoka.lg.jp