水資源にかかる保全措置

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ページID1083635  更新日 2026年7月2日

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県境付近のトンネル工事による工事中の湧水の大井川水系外への流出

JR東海は、山梨県内から静岡県境へ向けたトンネル掘削工事を進めています。

トンネルを掘削すると、地下に蓄えられていた地下水がトンネル内に湧出します。

県境付近には、大量の地下水を含むと考えられる大規模な断層帯が存在しており、トンネル工事が県境付近に近づくことにより、その地下水がトンネル湧水として県外へ流出し、大井川の水資源に影響を与えるおそれがあります。

このため、県では、JR東海に対し、大井川の水資源への影響を回避・低減するための保全措置やモニタリングについて、専門部会等において対話を行ってきました。

大井川の水資源を守る主な保全措置

湧水の流れ図

トンネル掘削により、地下に蓄えられた地下水がトンネル内に湧き出し、トンネルを通じて県外へ流出する可能性があります。

このため、JR東海は、大井川の水資源への影響を回避・低減するため、主に次のような保全措置を実施することとしています。

対策1 トンネル内の湧水を戻す取組

ポンプアップする図

大井川の河川流量は、降雨量に大きく左右され、梅雨期に増える一方で冬期に減るなど、増大と減少を繰り返すことから、年間を通じて大きく変動します。

これまでも、降雨が少ない時には、取水制限(※)が行われてきました。

大井川の河川流量が少ない期間に、トンネル工事により、更に大井川の流量が減少することで、これまで以上に取水制限の日数が増加し、多様な水利用(生活用水、農業用水、工業用水、発電用水)に影響を及ぼすことを心配しています。

※取水制限
雨が降らずに、川の水が少ないときに、上流のダムに貯めている水がなくならないよう、川から、生活用水、農業用水、工業用水、発電用水など取水する量を減らすことを「取水制限」といいます。

対策2 田代ダムの取水抑制による水還元

田代ダムの取水案の概要

田代ダムでは、静岡県と山梨県との高低差を活用して水力発電を行っています。

この発電では、大井川の水を取水し、発電後の水を山梨県側へ流しています。

一方、山梨県側から県境へ向けたトンネル掘削工事では、工事の一定期間、トンネル湧水を大井川へ戻すことができない期間が生じます。

このため、その期間は、田代ダムにおける発電用の取水を抑制し、県外へ流出するトンネル湧水と同量の水を大井川へ還元することとしています。


これらの保全措置について、JR東海は、工事前、工事中、工事完了後にわたりモニタリングを実施し、環境への影響を継続的に確認することとしています。

また、モニタリング結果や異常時の対応等については、専門家や県等へ報告し、必要に応じて保全措置等へ反映することとしています。

このページに関するお問い合わせ

くらし環境部環境局
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2421
ファクス番号:054-221-2940
chuoshinkansen@pref.shizuoka.lg.jp