浜松市役所の取組その6(全6回)

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ページID1013047  更新日 2023年1月13日

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特派員の杉村世奈です。浜松市役所の取材の後半です。

音声案内サイン

写真:触知案内板(地図に点字等がついてて触ってわかる)

ピンポーンという音の元には、音声案内がありました。

対応するカード(シグナルエイド・視覚障害者用カード)を持っていれば、音声案内の機械に反応して、現在地を知らせてくれます。

また、音声案内のところにある地図は、触知案内板と言い触るとボコボコしていて、目の見えない人でも地図を読むことができます。

平面横断化の推進

写真:浜松市岩田市民部長からの説明の様子

車椅子の方にとっては、地下道はUDではありません。まだ浜松市役所の周りには地下道を通らないと、横断できない道路が存在しています。浜松市は地上で横断できるよう平面横断化を目指しています。

しかし、目の見えない人やお年寄りは、青信号の時間を気にせず、自分のペースで横断できる地下道を必要としています。

そのため、浜松市では市役所南の地下道は、残しながら平面横断化にすることを考えていました。

ハートのユニバーサルデザイン

これは浜松市が最も力を入れている取組だと思われます。

街を整備するのもとても大事ですが、この取組は街で暮らす人々の心を育てるというものです。UDが完璧な街なんてないと思います。その溝を埋めるのが市民の心です。困ってる人がいたら助けてあげる、助け合いの心を浜松市は大切にしていました。

具体的には、学校の総合教育でUDを取り上げたり、職員が学校で出前講座をやったりしています。

助けるのにも、知識がないと行動に移せないと思います。

どういうところで助けが必要なのか、どこが不便なのか、何がUDなのか。

互いに理解することが大事だと思いました。


杉村さんの取材の様子

今回の取材では、このような浜松市独自の取組を発見することができました!

なるほど?!と思う点がたくさんあり、とても勉強になりました。

市役所の周りだけでもこれだけ見つかったので、浜松市にはUDが色々な所で見られると思います。

私は素敵な街を目指している浜松市を、より好きになりました。

浜松市役所のみなさん本当にありがとうございました。

次回以降、他の街の取組について調査したいです!!

このページに関するお問い合わせ

くらし・環境部県民生活局県民生活課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
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