三重県庁さん(バリフリツアー)取材その2

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ページID1013081  更新日 2023年1月13日

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こんにちは、UD特派員の松浦です。

これからは、三重県庁で伺った内容を報告していきます!

まず、第一弾は、三重県がUD団体と連携して行っているUD取組についてです。

三重県では、平成23年度までUDのまちづくりを幅広く推進するために、地域での啓発活動のリーダー的役割を担うUDアドバイザーを1,074人も養成してきたそうです。

そして、UDアドバイザーが中心となって、各地域で結成されたのがUD団体です。

では、そのUD団体と三重県庁が協働で行っているUD取組のいくつかを紹介します。

UDのまちづくり学校出前授業

UD団体が中心となり、行政機関などと連携をはかりつつ、子どもたちに対するUDの意識啓発を目的に小中学校、高等学校を対象に行っています。

三重おもいやり駐車場利用証制度

写真:三重県ゆずりあい駐車場制度のポスター

障がい者、高齢者、妊産婦、けが人などが安心して外出できるよう、さまざまな施設に「おもいやり駐車場」を設置。
それと同時に、必要な方に「おもいやり駐車場」の利用証を交付する制度です。

この制度は多くの都道府県にあり、ご存知の方も多いと思います。

そんな中で三重県の特徴は、UD団体と連携して、この制度の普及啓発に積極的に取り組んでいることです。

行政だけではなかなか行き届かない部分に、UD団体が入り込むことで制度の普及が広く図られています。

その結果、三重県の予想を大きく超え、利用証交付者数が21,189人になっているそうです(平成26年6月時点)。

条例整備基準に基づく適合証交付

『三重県UDのまちづくり推進条例』に基づき、整備基準に適合した施設に適合証を交付。

この取組も行政だけではなかなか浸透しづらいけれど、UD団体と連携することで大きな普及啓発につながっているそうです。

三重県がUD取組を推進していく上で、UD団体の存在が大変重要であることが分かりました。
行政とUD団体それぞれが足りない部分をお互いに補い合うことで、UD取組がスムーズに、また上手く行えるのだと感じました。

次の投稿では、三重県にあるUD団体の1つを紹介したいと思います。

このページに関するお問い合わせ

くらし・環境部県民生活局県民生活課
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