UD大賞表彰式in長田東小学校その2

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ページID1013134  更新日 2023年1月13日

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写真:壇上で表彰状を受け取る松田さん

UD特派員の山梨です。

今回は、11月19日に取材した「第15回ふじのくにユニバーサルデザイン大賞<こどもの部>」の表彰式の様子について報告したいと思います。

こどもの部は、小学生以下が対象で、募集内容は「UDを取り入れた、夢があり、みんなのためになるアイデア」です。

表彰式は、こどもの部で大賞を受賞した2年生の松田くんの静岡市立長田東小学校の学年集会で行われました。

写真:2年生全生徒の前でプレゼンする松田さん

学年集会では、松田くんが作品の最終審査の際に行った作品「つなみすいとりポン」のプレゼンをみんなの前で発表しました。

松田くんは、先生の読んでくれた「あの日~おおつち保育園3・11~」という絵本をきっかけに地震について考えたそうです。

そして津波の恐ろしさを感じました。

そこで、地震は止められないけれど、そのあとに起こる津波を吸い取れる掃除機をヘリコプターにつけて、津波を吸い取ることができれば、多くの人の命が救えると考えこの作品が生まれました。

写真:「つなみすいとりぽん」の絵(空を飛んでいるヘリコプターから、救助はしごと津波をすいとるホースがででいる)

「つなみすいとりポン」はヘリコプターから掃除機のホースが出ていて、ボタンを押すとそこから津波を吸い取ることができます。

ボタンによって力が調節できます。
また、吸い取った水はヘリコプター後部に付いている浄水器で飲めるくらいまで綺麗にされるそうです。

さらに、ヘリコプター下部には人を助けるためのはしごが取り付けられています。

「あの日~おおつち保育園3・11~」という絵本は、静岡うみねこの会が監修しています。静岡うみねこの会とは、東日本大震災をきっかけに岩手県おおつち保育園と関わりのあった静岡市内の小学校教員や幼稚園教諭らが作った会のことです。

絵本は2014年に作られたばかりのもので、書店等で販売していないそうです。

興味のある方は、「静岡うみねこの会」で検索してみてください。

次回は審査委員による作品の講評について書いていきます。

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