播磨小富士/小富士山[麻生山]
- エリア
- 近畿エリア
- 名称
-
播磨小富士/小富士山[麻生山]
- 読み
- はりまこふじ こふじやま[あそうさん]
- 標高
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173m
- 地域
- 兵庫県姫路市
小高い山のなかでひときわ姿が美しい、播磨灘を見下ろす修験の山。
姫路市の郊外にある麻生山は、標高173mで尖った山を3つ連ねた連山のひとつである。整った山容と山頂が少し平になっていることから富士山に見立てて、播磨小富士や小富士山と呼ばれている。古くから信仰の山や修験の山として有名で、大きな垂直の岩場に鉄の鎖が垂れ下がっている。大きな岩を見上げると、その昔修行に励んだであろう修験者たちの息づかいが聞こえてきそうだ。山頂には華厳寺があり、お堂を囲んで古い石仏が建ち並んでいる。麻生山の名の由来は、神功皇后の一行が西征伐でこの地に来て、一夜の間に麻が多く生い茂ったので弓の弦を作ったという説がある。南麓にある登山口の麻生八幡神社近くに大きな農業用貯水池があり、そこから眺める麻生山は格別だ。山頂からの展望が素晴らしいため、登山者には人気がある。
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