甲西富士[菩提寺山・龍王山]
- エリア
- 近畿エリア
- 名称
-
甲西富士[菩提寺山・龍王山]
- 読み
- こうせいふじ[ぼだいじさん・りゅうおうざん]
- 標高
-
353m
- 地域
- 滋賀県湖南市・野洲市
かつては大寺院があり繁栄を誇った女性的で優雅な山。
かつて菩提寺山一帯には、奈良時代から戦国時代まで約840年間繁栄し続けた少菩提寺の伽藍があったため、この山は菩提寺山や寺山と呼ばれてきた。大伽藍があった間は、山頂に北極星を崇める妙見堂が祀られていたことから星ヶ嶽と称された。それが、江戸時代には雨乞い祈願の水神である龍王神社が祀られるようになり、龍王山と改められた。山姿が富士山に似ていることから、近江富士に対して甲西富士と呼ばれるようになった。甲西大橋付近から眺めると、近江富士が男性的であるのに対し、甲西富士は女性的な優雅さを見せる。野洲川にかかる中郡橋からの眺めも非常に美しい。
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