丹波富士[高城山]
- エリア
- 近畿エリア
- 名称
-
丹波富士[高城山]
- 読み
- たんばふじ[たかしろやま]
- 標高
-
462m
- 地域
- 兵庫県篠山市
丹波の武将・波多野氏の居城として、数々の歴史を刻んできた富士。
高城山は、標高462mで丹波富士や朝路山と呼ばれる秀峰である。ここは昔、室町時代から戦国時代にかけて活躍した丹波の武将・波多野氏が本拠とした八上城(やかみじょう)があった。明智光秀の攻略で天正7年(1579年)に落城したが、数多くの遺構が往時のまま残っているため、国の史跡に指定されている。山頂付近には、秀治殺害の報復として波多野側が人質であった光秀の母親や腰元を処刑したという「はりつけ松跡」がある。秀治殺害は信長の独断であったため、母を殺された光秀の恨みが本能寺の変につながったという説もある。登山道は、案内看板が充実していて、丸木の階段で整備され非常に歩きやすいためファミリーハイクやピクニックには格好の山である。登り始めは、木々に囲まれた中を歩くが、尾根に出れば素晴らしい眺望が待っている。
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