五ヶ所富士/小富士山[五ヶ所浅間山]
- エリア
- 近畿エリア
- 名称
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五ヶ所富士/小富士山[五ヶ所浅間山]
- 読み
- ごかしょふじ こふじさん[ごかしょせんげんさん]
- 標高
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174m
- 地域
- 三重県度会郡南伊勢町
五ヶ所湾を見守る、富士信仰が受け継がれてきた山。
この地方独特のリアス式海岸を見下ろすようにそびえ立つ五ヶ所富士。山頂からの五ヶ所湾の眺めは素晴らしい。正式名称は、五ヶ所浅間山と呼ばれ、その名のとおり古くから浅間信仰、つまり富士信仰が受け継がれている。山頂には、鳥居が立ち、碑石が祀られている。浅間碑は、延宝6年(1678年)のもので、町の指定文化財となっている。富士山が四方から拝まれることから、四面には菩薩像が彫られている。五ヶ所浅間山の麓のどこからでも拝することができるようにとの願いからだろう。ちなみに、この浅間菩薩は、大日如来(富士山)の従者である。周辺には、切原浅間山、宿浅間山、相賀浅間山、田曽浅間山と「浅間」と名のつく山が4つもある。それだけこの地域が、山への信仰が厚い証拠だ。毎年7月初旬、浅間祭が開催され川で身を清めた男衆によって大竹が浅間神社に奉納され、踊り念仏を行う。
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