しずおか文化財ナビ 紙本著色三十六歌仙切＜（兼盛）／佐竹家伝来＞

よみ

しほんちゃくしょくさんじゅうろっかせんぎれ＜（かねもり）／さたけけでんらい＞

指定区分、指定種別

国指定/有形文化財 ・ 絵画

指定日

1935年4月30日

員数

1幅

所在地

静岡県熱海市桃山町26-2MOA美術館

一般公開有無

有

駐車場の有無

有

公開情報

常設展示ではない

文化財の説明

佐竹元公爵家伝来の三十六歌仙絵巻上下2巻（佐竹本）の切断されたものの一点（断簡）。平兼盛は上巻の最後にあった。絵は鎌倉時代の似絵の名手藤原信実筆と伝えられる。歌人の略歴と和歌が書かれるが、これは後京極良経の筆と伝える。
目鼻立ちの簡潔なするどい細線の表現により、その人物の個性を的確に表現している。鎌倉時代の肖像画は大和絵として、ひとつの完成された領域に達している。（出典：「ふるさと静岡県文化財写真集　5　絵画・書跡・典籍・古文書編」（編集発行：静岡県教育委員会））

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