しずおか文化財ナビ 紙本墨画太元明王図像

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ページID1021312  更新日 2023年12月1日

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写真:紙本墨画太元明王図像

よみ
しほんぼくがたいげんみょうおうずぞう
指定区分、指定種別
国指定/有形文化財 ・ 絵画
指定日
1939年5月27日
員数
1巻
所在地
静岡県熱海市桃山町26-2MOA美術館
一般公開有無
駐車場の有無
公開情報
常設展示ではない

文化財の説明

別名阿咤薄倶大将。四天王や八部衆などを支配し、また大元帥法により国家鎮護の修法が行われる。室町時代の公家一条兼良の著書「公事根源」によれば、「大元帥法」と書いて「だいへんほう」と読む、とある。
この明王は承和6(839)年に、唐へわたった小栗梄の常暁によって伝えられ、この年彼によって宮中で大元帥法が修された。仁寿元(851)年からは、国家の大法として毎年行われるようになった。像としては、一面八臂・四面八臂・六面八臂・十八面三十六臂などの忿怒形像や、一面一臂の菩薩形像もある。
この巻は鎌倉時代のもので、東寺旧蔵。(出典:「ふるさと静岡県文化財写真集 5 絵画・書跡・典籍・古文書編」(編集発行:静岡県教育委員会))

地図情報

地図

このページに関するお問い合わせ

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〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
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ファクス番号:054-250-2784
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