しずおか文化財ナビ 絹本著色釈迦八相図

よみ

けんぽんちゃくしょくしゃかはっそうず

指定区分、指定種別

国指定/有形文化財 ・ 絵画

指定日

1953年11月14日

員数

4幅

所在地

静岡県熱海市桃山町26-2MOA美術館

一般公開有無

有

駐車場の有無

有

公開情報

常設展示ではない

文化財の説明

釈迦の生涯における八つの重要場面を描く。普通は兜率天から人間界へ下るところから、涅槃に至るまでを扱っているが、この作品では初めて釈迦が法を説く（初転法輪）までを十二場面に分けていて、涅槃図の部分がない。もともとこれは大涅槃図を中心とするものであったのだが、中央の涅槃図が失われ両脇の部分だけが残ったものである。十二場面は以下のとおり。
第一幅：降兜率天と託胎を一場面
第二幅：降誕・四門遊観・三時殿遊楽・山中落飾の四場面
第三幅：追尋太子・出家踰城・東匿告別の三場面
第四幅：吉祥献草・成道・降魔・初転
（出典：「ふるさと静岡県文化財写真集　5　絵画・書跡・典籍・古文書編」（編集発行：静岡県教育委員会））

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