しずおか文化財ナビ 木造千手観音立像（浜松市 ）

よみ

もくぞうせんじゅかんのんりゅうぞう

指定区分、指定種別

国指定/有形文化財 ・ 彫刻

指定日

1915年3月26日

員数

1躯

所在地

静岡県浜松市浜名区三ヶ日町摩訶耶421

一般公開有無

有

駐車場の有無

有

公開情報

【R2-R3年春まで修理及び展示貸出中】原則午前9時-午後4時　8月10日休　有料

文化財の説明

像高151.5cm　平安時代中期
ヒノキ材一木造　彩色
ダイナミックな舟形光背の前に立つ。ヒノキの一材から丸彫りで造ってある。内刳りが施されていない。丸彫りであることが量感を感じさせるのだろうか。もちろん後ろ側から出ている手は別材であり、短めである。
正面の組み合わされた手の間と下の衣文の線も硬く、顔の表情も厳しく鋭い。唇にほんのり残った彩色の紅がさらにそれを増す。像の前に立ち、見上げれば、一瞬、時間が止まったような感じを背筋に受ける。（出典「ふるさと静岡県文化財写真集　3　彫刻・工芸品・歴史資料・考古資料編」（編集・発行：静岡県教育委員会））

地図情報

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