しずおか文化財ナビ 木造釈迦如来坐像及び両脇侍像3軀 ほか26躯

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ページID1021451  更新日 2024年1月5日

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写真:木造釈迦如来坐像及び両脇侍像3軀 ほか26躯

よみ
もくぞうしゃかにょらいざぞうおよびりょうわきじぞうさんく ほか26く
指定区分、指定種別
県指定/有形文化財 ・ 彫刻
指定日
2011年12月2日
員数
29躯
所在地
静岡県浜松市浜名区細江町中川65-2
一般公開有無
駐車場の有無
公開情報
午前10時-午後4時 有料

指定内容

【指定名称】 木造釈迦如来坐像及び両脇侍像3軀 釈迦如来坐像の背面に寛文七年四月十六日、洛陽大仏師法橋康祐の銘あり 木造達磨大師坐像・伝武帝倚像2軀 木造二十四善神立像24軀
【指定資料】 宝林寺は、寛文4年(1664年)に開創された黄檗宗の寺院である。 造像技法はいずれも寄木造り、金箔、金泥、彩色を施し、彫眼である。本尊釈迦如来坐像は、背面にある陰刻銘により仏殿が建立された寛文7年(1667)に仏師康祐によって造立したことが確認できる。また、その他の像も作風と造像技法、頭部内納入の紙片から本尊とほぼ同時期に康祐(または康祐工房)によって造立されたと考えられる。 これらの像は、中国明代の様式を取り入れた極めて整った造形を、日本古来の堅実な造像技法によって制作しており、江戸時代前期の優れた仏像の一群といえる。

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このページに関するお問い合わせ

スポーツ・文化観光部文化局文化財課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3183
ファクス番号:054-250-2784
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